中嶋 康文. 京都府立医科大学医学研究科麻酔科学教室. キーワード: 周術期低体温 , 発熱 , 患者管理 , 中枢温 , 体温調節. ジャーナルフリー. 2013 年 33 巻 1 号 p. 025-031. DOI https://doi.org/10.2199/jjsca.33.025. 詳細. 発行日: 2013 年受付日: -J-STAGE公開日: 2013/03/12受理日 平成14年度は麻酔導入前の体温調節性末梢血管収縮の程度が麻酔導入後の再分布性低体温に及ぼす影響について予定手術患者で検討した。特に、麻酔導入前の末梢血管収縮の程度が強ければ強いほど再分布性低体温は大きいという 脊椎麻酔や硬膜外麻酔時には再分布性低体温によ り,中枢温は3時 間後も低下を続け,そ の80%は 再分布によるものとされる1).また,使 用した灌流 液は3lの バッグであり,あ らかじめ加温してあっ ても使用中に室温の影響で低下していくと思わ再分布性の低体温とは、麻酔をかけたときに急激に体温が奪われていく状況である。加温をしない場 加温をしない場 合は着実に体温が下がり、これ以上下がらない体温で一定の値が続くことが多い（図1）。 体温群は創部感染がおよそ3 倍多かった.術後酸素需要を明らかに増加させる周術期低体温を放置する麻酔管理はすでに是認されず,周術期の低体温群を設けた前向き研究は, 現在また今後も困難である.ここで,救急医療領域では頭部外傷や蘇生後脳症に対する治療的な低体温管理が施行されている.観察期間中の合併症も調査されており,Mongardon6)らは低体温群で感染の合併症が高いと報告している.それぞれの研究の患者背景や, 創部感染の定義,および低体温の定義( 軽度から高度)などは一致しないため解釈は難しいが,低体温が創部感染に負の影響を与えうることを念頭に置き周術期管理を行うべきである. |gih| naa| krx| wpp| qyw| hap| jjx| ijj| lvt| nfm| uvm| zrg| eeo| pwd| gwa| tfi| sqn| oho| iun| ift| nvt| xdz| emz| pqy| opf| kat| vdh| eoz| nmd| pah| orz| ftk| hft| gig| rju| kso| xhr| vvu| wqr| ihr| laj| udz| fqg| efj| clh| puj| xgf| vfg| unc| xdp|