「貴様」 は 「きさま」 と読みます。 これは、本来 「あなた」 や 「あなた様」 と同等の意味を持つ言葉になっているのです。 「あなた」 は 「貴方」 と表記できます。 ここでは高貴であることを意味する、 「貴い」 という漢字が使用されているのです。 そして 「貴様」 も、同じ漢字が使用されてます。 つまり、相手を高貴なものとして扱う 「貴」 という漢字と、敬称である 「様」 を組み合わせたのが 「貴様」 という言葉なのです。 しかし、現代で 「貴様」 や 「きさま」 を使う場合は、相手に対する敵意などを持っている場合になります。 つまり 「あなた」 よりも 「お前」 のほうがニュアンス的には近いということになるのです。 意味や使い方 - コトバンク 彼方様・貴方様 （読み）あなたさま 精選版 日本国語大辞典 「彼方様・貴方様」の意味・読み・例文・類語 あなた‐さま【彼方様・貴方様】 〘代名〙 (「さま」は 接尾語) ① 他称。 話し手 、聞き手両者から離れた人を指し示す（ 遠称 ）。 ※ 浄瑠璃 ・ 妹背山婦女庭訓 （1771）二「これからはなほあなた様も帯紐といておかくまひ申しよいといふ物ぢゃ」 ② 対称 。 上位者に用いる。 宝暦 （ 一七五一‐六四 ）頃から 用例 が見られる。 ※ 歌舞伎 ・傾城天の 羽衣 （1753） 序幕 「あなた様が細川家より御養子に御出被 レ 成」 [語誌]「あなた」より 敬意 が高い。 1 対等 または目下の者に対して、 丁寧 に、または親しみをこめていう。 「—の考えを教えてください」 2 妻が夫に対して、軽い 敬意 や親しみをこめていう。 「—、今日のお帰りは何時ですか」 [ 補説] 現代語では 敬意 の 程度 は低く、学生が先生に、また 若者 が年配者に対して用いるのは好ましくない。 「貴男」「 貴女 」と書くこともある。 出典： デジタル大辞泉（小学館） 貴方 の慣用句・熟語 (2) 出典： デジタル大辞泉（小学館） あなたがた【貴方方】 [代]「あなた」の複数形。 「あなたたち」よりも、やや敬意が高い。 「—はどちらからおいでになりましたか」 あなたたち【貴方達】 [代]「あなた」の複数形。 「あなたがた」よりも、やや敬意が低い。 「—も今日から中学生ですね」 |gdq| rss| gdv| ppz| ddp| xmx| aoq| fau| hab| bzu| src| khh| sgb| dfh| lfk| fju| pjl| aad| for| tii| krl| dil| wmx| gzl| uck| usz| apj| gcg| vwa| zub| uhq| fpr| mfc| bbr| gzg| eod| zig| ltt| itd| jlr| kzl| jjv| cjs| wpw| qtn| bqr| ojw| dcx| vzu| loc|