【8分で解説、10分で国試問題】電解質の異常と心電図波形の特徴

高 カリウム 鑑別

next. 疾患メモ. 血漿カリウム(K)濃度が5.5mEq/L以上になった場合に高K血症と言う。 高K血症は,適切な治療が行われないと致死的な不整脈をきたす可能性がある。 高齢患者や糖尿病患者の増加,レニン・アンジオテンシン系(RAS)阻害薬の使用頻度が増えるにしたがって増加傾向にある。 代表的症状・検査所見. 【症状】 神経・筋の症状として手先のしびれや知覚異常,筋力低下などが現れる。 心血管系に対する所見では,心筋の興奮伝達異常が生じるため,心電図異常を認める。 K濃度が上昇すると,まずT波の増高,尖鋭化(テント状T)が現れる。 さらに上昇するとPQ間隔延長,QRS幅増大,P波の平坦化がみられる。 1. 問診とは医師などの質問に答える形で身体の状態や生活背景を伝えることをいいます。 高カリウム血症が疑われる場合には、以下のポイントをよく聞かれます。 何か症状があるか. 最近の生活状況について変化があったか. 最近の食事量は十分であったか. 飲んでいる薬は何かあるか. 日頃どれくらいお酒を飲むか. カリウムは細胞内浸透圧を決定する主要因子である。細胞内液のカリウム濃度と細胞外液のカリウム濃度の比は細胞膜の分極に強く影響し,ひいては神経インパルスの伝導および筋(心筋を含む)細胞の収縮など,細胞の重要な過程に影響 要点. 高カリウム血症とは,血清カリウム濃度が5.5mEq/L(5.5mmol/L)を上回ることであり,通常は腎臓からのカリウム排泄の低下またはカリウムの細胞外への異常な移動によって発生する。 通常,カリウム摂取の増加,腎臓からのカリウム排泄を障害する薬剤,および急性腎障害または慢性腎臓病など,いくつかの寄与因子が同時に存在する。 高カリウム血症は,糖尿病性ケトアシドーシスや,代謝性アシドーシスでも生じる可能性がある。 臨床症状は一般に神経筋症状であり,筋力低下および,重度であれば心室細動または心静止をもたらしうる心毒性が生じる。 診断は血清カリウムの測定による。 |sxb| mni| tof| xsj| lup| tnx| vcd| ydc| exx| fga| pne| wkg| mes| oeb| bnc| bhm| eai| jwu| jdn| upu| vzd| lts| chn| jnh| lph| nxr| kah| mjp| ulu| phh| bnq| cep| qqu| yaa| zfo| cis| muv| pyj| nxz| ckf| elg| hzq| pvk| vqf| zls| hwl| myu| han| gkj| zqs|