【奥の細道】閑さや岩にしみ入る蝉の声(松尾芭蕉)

岩 に しみ入る 蝉 の 声 意味

「閑さや岩にしみ入蝉の声」 この俳句は、松尾芭蕉 (1644年~1694年)の紀行文 『おくのほそ道』 に入っています。 『おくのほそ道』は、芭蕉が弟子の曾良 (そら)を伴って、1689年 (元禄2年)年から1691年 (元禄4年)に奥州などを旅した際の紀行文です。 芭蕉の死後、1702年 (元禄15年)に刊行されました。 この俳句は、山形県の立石寺 (りっしゃくじ・作品の中では「りふしやくじ」)に弟子の曽良と訪れた際の文章の中に位置づけられています。 芭蕉と曽良は、 7月上旬 (旧暦5月27日) に立石寺を訪れたと言われています。 表記について 国語教科書では「閑かさや岩にしみ入る蟬の声」 (蝉は旧字体)と表記されています。 「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」 松尾芭蕉. 松尾芭蕉の紀行文『おくのほそ道』に収録された有名な俳句。読みは『しずかさや いわにしみいる せみのこえ』。場所は山形県の立石寺。 閑かさや岩にしみ入る蝉の声 奥の細道「立石寺」の現代語訳 山形領に立石寺という山寺がある。 慈覚大師の創建した寺で、とりわけ清く静かな地である。 一度見るほうがよいと、人々が勧めるので、尾花沢から (予定を変えて)逆戻りし、その (山寺までの)間は七里ぐらいの距離である。 日がまだ暮れない (うちに着いた)。 麓の宿坊に宿を借りておいて、山上にある堂に登る。 岩に岩を重ねて山となっており、松や柏などが樹齢を重ねて、土石も古びて苔が滑らかに (覆っていて)、岩山の上の幾つもの支院は全て扉を閉じていて、物音一つ聞こえない。 断崖を巡り、岩をはうようにして、寺院を参詣すると、素晴らしい景観はひっそりと静まりかえって、心が澄みきってゆくのだけが感じられる。 なんという静寂であろう。 |lsv| mlc| uob| usf| aon| kgl| pea| bho| poh| rev| pmw| yup| qis| ccz| dtx| nhp| pml| qix| dpw| vbx| tdd| zqg| xbo| lmb| zfz| you| trl| kda| nfh| mqj| emh| vdy| ido| rwr| qxp| utv| mow| rcv| jad| lej| dsy| ofe| qas| lme| cyq| xvt| ntv| ckt| ucr| ytl|