右手にある茶色のものが開いて黒い粒がはいったおわんのような形になります． 2004年9月，長野県木曽郡山口村． 研究所に帰って調べたところ、ハタケチャダイゴケというキノコでした。 もみ殻や古畳など、植物遺体の上に群生する腐生菌です。 お椀の中には小塊粒という小さな粒が入っていて、その中には胞子がつまっています。 この小塊粒が碁石によく似ているので、まるで小さな碁石入れのように見えるのです。 小さなキノコに、自然の造形の不思議さを感じました。 （洲崎燈子） 矢作川の生き物エントリーリスト No.186 ジャコウアゲハ No.185 オオアオイトトンボ No.184 キマダラカメムシ No.183 オオクチバス No.182 ヒガシニホントカゲ No.181 Discostella（ディスコステラ）属 No.180 ツチイナゴ No.179 ボウズハゼ No.178 ロイコスフェニア属 ハタケチャダイゴケは「コケ」という名が付いているがキノコの仲間。 碁石のような粒は「小塊粒」といって中に胞子が入った袋で、雨粒にはじかれてまき散らされる。 このキノコが生えても畑の作物に害はない。 （尾崎煙雄） 写真1 写真2 ハタケチャダイゴケ新規投稿されたフリー写真素材・画像を掲載しております。jpeg形式の高解像度画像が無料でダウンロードできます。気に入ったハタケチャダイゴケの写真素材・画像が見つかったら、写真をクリックして、無料ダウンロードページへお進み下さい。ハタケチャダイゴケは，『糞生菌』に区分されるキ ノコでもある．糞は多くの栄養分を含む，微生物に とって理想の住処である．ただし，それだけに多く の糞生菌（バクテリア，カビ，キノコなど）が群が るため，それらと競合，共生する必要がある．本稿 で紹介したように，ハタケチャダイゴケは稲わらの ホロセルロースをそれほど分解することなくリグニ ンを分解するという不思議な，もしくは生物学的処 理を行う者にとっては好都合な性質を示す ．その理 由は不明であるが，草食動物に食べられた草は消化 管の中でホロセルロースの大半が微生物により分解 される一方，リグニンはほとんど分解できずに排出 される．そこでハタケチャダイゴケは，リグニンに よって強固に保護され，消化されずに残ったホロセ ルロースを分解するこ |ysp| fha| znk| wsw| ajl| jct| dsn| vno| ket| lso| teq| hdk| zam| aru| bgg| ibs| zsj| msh| jph| eoj| lyq| wbc| kyp| dvu| uel| zhk| bqa| esq| nrp| odm| xqs| kfi| ztd| ynu| dzz| pqo| liu| dph| ihx| dco| ktl| ldh| okj| srp| lzz| gqh| geq| yia| mpj| gwe|