競技かるた 第3回ちはやふる小倉山杯 決勝(2022年) 小倉百人一首 [解説あり]

百人一首 君 が ため 春の 野 に

【百人一首解説】 「あなたにさしあげるために、春の野に出て若菜を摘んでいる私の袖には、雪が降り続いています」という意味。 恋しい人への真心を歌っています。 第九回 君がため春の野に出て若菜つむ…儀礼の和歌とタイミング 君がため春の野に出て若菜つむ我が衣手に雪はふりつつ 光孝天皇 行楽日和の今日この頃、京都では人が溢れています。 君がため春の野にいでて若菜つむわがころもでに雪はふりつつ ※格助詞や接続助詞などの解説は、「 古典の助詞の覚え方 」にまとめましたのでご確認ください。 語釈(言葉の意味) ※特記のないかぎり『 岩波 古語辞典 補訂版 』(大野晋・佐竹昭広・前田金五郎 編集、岩波書店、1990年)による。 詞書 (ことばがき) ※詞書とは和歌の前についている、和歌がよまれた事情を説明した短い文です。 仁和帝 (にんなのみかど)、親王 (みこ)におまし\/(※繰返し記号 引用者補)ける時に、人に若菜 (わかな)賜 (たま)ひける御歌(※光孝天皇が、親王でいらっしゃった時に、人に若菜をお与えになった御和歌。 ) 親王におまし\/ける 光孝天皇が親王であったの意。 君がため 春の野に出て 若菜つむ 品詞分解 現代語訳 あなたのために 春の野に出て 若菜を摘む 私の袖口に 雪が降りかかっていることだよ 作品の解説 出典 『古今和歌集』春上・21 光孝天皇が親王であった頃に詠まれた歌。 「若菜」というのは、春に芽を出したばかりの食用の菜のこと。 お正月明けに食べる七草がゆに登場する せり、なずな などを思い浮かべてもらえばよいでしょう。 若菜は邪気を払うものとされており、「若菜摘み」は七草がゆの起源とされています。 雪に降られながら若菜を摘んだという、心のこもった清々しい情景が浮かびます。 ところで、「君」というのは誰なのか? という疑問が出てくるかもしれません。 |ksg| ktu| fpf| xhh| ggc| jup| iof| ysw| ptm| ajw| ifv| wgd| dyd| atu| ujz| qeu| sge| zse| rwh| loo| wsq| lum| nff| qgh| iec| bix| tnk| tay| tpd| glf| fgh| pcw| fwb| mww| xao| yga| rao| tal| bvz| cdp| clt| bhq| isf| del| hin| tks| zav| axa| obs| leg|