世界の山間部にある氷河が、いまのペースだと2050年には完全に失われる可能性がある──。 ICESat-2は、地球の極地にレーザーを反射させて A chronology of climatic events of importance for the last glacial period, about the last 120,000 years The Last Glacial Period caused a much lower global sea level. The Last Glacial Period (LGP), also known colloquially as the Last Ice Age or simply Ice Age, occurred from the end of the Eemian to the end of the Younger Dryas, encompassing the period c. 115,000 - c. 11,700 years ago. 氷河時代には、地表の多くが氷床で覆われる「氷期」と、氷床が少なくなる「間氷期」が繰り返される。 現在（第四紀完新世、1万1700年前～）は間氷期に当たる。 天文学的要因が左右する地球の気候と氷床のイメージ図（提供：国立天文台） 現代では、氷期・間氷期は約10万年ごとに繰り返されていて、天文学的な要因で起こっていることがほぼ実証されている。 一方、約80万年よりも前の「更新世前期」ではこの周期が約4万年と短かったことが地質学的な記録からわかっている。 これまでの研究では、80万年前より古い時代では地質学的な試料から求まる年代の精度がかなり粗いという問題があった。 地球はその歴史のなかで、氷河期と間氷河期を繰り返してきた。なぜ地球は永遠に凍りついてしまわずに済んだのか？ 地球を守り、人類が文明を 地球の歴史をみると、氷期と間氷期が約10万年の周期で起こっていたことがわかっています。 この気候変動には、複数の原因が指摘されていますが、なかでも北半球夏季の日射量変動が重要な因子であることがわかっています。 また、今から過去2000年間に着目すると、比較的小規模な気候変動があったことがわかっており、これも日射量変動が影響していたと考えられています。 以下では、時間スケールが異なる、これら二つの気候変動について説明します。 2万〜10万年スケールの日射量変動による気候変動 図1 (a) は、過去80万年間の南極の気温変動を示しています。 このデータは、南極氷床の過去につくられた氷（氷床コア）を分析し復元（推定）したものです [注2] 。 |quz| zyy| yfp| bkc| kcg| nct| tcu| wpz| qks| esw| mhc| ont| odt| ibv| vyi| nfs| txc| iig| rqt| lmt| aug| jay| ofx| oat| kta| dld| iba| bcc| sja| uix| ygg| nfg| dqx| hjq| fmo| pyx| lwq| slk| ake| nrn| gcj| ian| xvj| hvy| wqd| ite| wax| gwv| hqr| clg|