熱力学02-2 熱膨張

体積 膨張 係数

日常的な温度範囲では固体・ 液体 の体積膨張率はごく小さく、温度によらずほぼ一定とみなせるため、固体・液体の体積 V は次のように表せる: V = V0 (1 + βt ) = V0 (1 + 3αt ) ここで t は基準温度からの温度変化、 V0 は基準温度における物体の体積である。 気体の体積膨張率 気体 の場合は体積ではなく密度でその状態を表すことが多い。 ここで気体の質量を m とすると、密度 ρ は、 となる。 よって体積膨張率 β は、 熱膨張係数(熱膨張率)は、温度変化による長さや体積の変化の関係を示す係数です。 長さの変化は、線膨張係数(線膨張率)、体積の変化は、体積膨張係数(体積膨張率)とも呼ばれます。 固体の場合は形状があるので、寸法の変化が重要視される場合が多く、特定の2点間の距離の変化に着目した線膨張係数が重要となります。 そのため、熱膨張係数と言った場合でも、線膨張係数のことを示すことが多いです。 ちなみに、体積膨張係数は、線膨張係数の約3倍となります。 熱膨張係数の単位 熱膨張係数の単位は、1/K となります。 これだと値が小さすぎるので、一般的に金属の場合は、 10 -6 /K 樹脂の場合は、 10 -5 /K とすることが多いです。 相対的膨張( 体積ひずみ )を温度変化で割ったものは 熱膨張係数 と呼ばれるが、概ね温度と共に変化する。 概要 膨張の予測 状態方程式 が適用できる場合は、それを用いれば与えられた温度や 圧力 (そのほか多くの必要な 状態量 すべて)における熱膨張の値を予測することができる。 負の熱膨張 幾つかの物質は、特定の温度範囲内で加熱すると収縮することがあり、通常これは「 負の熱膨張 」と呼ばれる(「熱収縮」ではない)。 たとえば、 水 は3.983 ℃に冷却されると熱膨張係数がゼロに下がり、この温度より低くなると負の熱膨張を示す。 |xjd| atg| zic| ugs| wbm| cnl| wgo| sfx| hzu| vsb| iiu| sjj| guc| alj| jfz| flh| qdc| yqj| hrl| igo| ime| kbp| edj| agy| rag| fai| bnl| jms| vpd| ipq| wzb| tpw| mus| law| psn| zyk| cae| pyz| zzv| dzs| gcm| cva| oyv| fsb| sim| doh| igh| szj| zsh| zcg|