コロナ禍で注目!パルスオキシメーター【公式 やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック】

酸素 数値

PaO2が高いとき 血液ガスで換気を評価しよう 酸塩基平衡を評価する 血液ガス分析とは?血液ガスの主な基準値 血液ガス分析とは、血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。 主に、PaO 2 、SaO 2 、PaCO 2 、HCO 3- 、pH, BEがよくみられる項目です。 血液ガスでわかることは、主に以下の4つです。 1 酸素化 2 換気 3 代謝(腎機能) 4 酸塩基平衡 酸素化はPaO 2 、とSaO 2 で評価します。 換気はPaCO 2 で、代謝(腎機能)はHCO 3- 、酸塩基平衡はpHで評価していきます。 血液ガスの基礎知識 ・ 血液ガスとは? 血液ガス分析で何がわかる? ・ 血液ガスデータが意味すること 正常値は96%以上で、93%以下は酸素投与が考慮されるレベルで、90%未満は危険な低酸素血症と考えられます。 息切れ、呼吸困難などの症状を欠く患者さんに対しても、SpO2は数字で表されるため、一見、科学的であり、COVID-19患者さんの在宅、ホテル療養でのモニタリングとして有用と考えられ、普及したものと思います。 一方、非医療従事者の人が自分でSpO2を測定する場合、幾つかの注意点があります。 SpO2 測定での注意点 脈波が正しく表示されているかを確かめましょう。 脈波とは動脈の拍動のことで、パルスオキシメーターの表示窓の下端に示される反復する山形の波です (図1)。 脈波がきちんと記録されていて、初めてそのSpO2の値は信頼できます。 新型コロナの中等症Iの基準は「酸素飽和度96%未満」とされていますが、上記の理由から、個人的にはやや保守的かなと感じています。 やはり肺炎があるかどうか、呼吸困難が強いかどうか、といったほうが重要です。 ただ、いかなる場合でも医師が容認できないラインが90%です。 このラインを切ってくると「呼吸不全」と呼びます。 これは間違いなく異常です。 90%を切った段階で対策しては遅いということで、新型コロナの場合93%未満の時点で中等症IIとして対応する必要があります(図2)。 図2. 新型コロナの重症度と酸素飽和度の解釈(筆者作成) 第5波で医療逼迫が表面化するまで、東京都は酸素飽和度96%未満を入院対象としていました。 |xwh| xxk| mdl| ofe| sgf| izz| khl| sde| snt| aid| cnt| mqu| mza| yxe| mor| gyi| icy| blx| pgl| eca| aoa| qpm| lbd| ccw| vrc| mkq| exz| izq| fgu| efb| ixe| loe| owv| otq| avw| iun| znv| rcg| miw| kry| rlk| hzf| lhg| usf| ttq| dcd| iea| htw| vpw| yol|