犬の混合ワクチンを獣医がやさしく解説 〜3年に1回でいいの?〜【世界小動物獣医師会のガイドラインを参考に】

コア ワクチン

初回(1回目・2回目)接種や小児(5~11歳)、乳幼児(生後6か月~5歳)の接種でもオミクロン株対応1価ワクチンが使用できるのですか。 現時点(令和5年(2023年)12月4日)では、初回接種や小児接種、乳幼児接種のいずれでも使用可能です。 犬のコアワクチンとは、ジステンパーウイルス、犬アデノウイルス、犬パルボウイルスの3種です。 これらの疾患は、子犬期の致死率が高いため、すべての犬が接種すべきと定められています。 そしてこの3種は、科学データから免疫持続時間が長いことがわかっており、免疫持続という意味でも、WSAVAは子犬期の適切なワクチン接種の重要性を解説しています(後述参照)。 ノンコアワクチンは、犬レプトスピラ、犬パラインフルエンザ、犬ボルデテラ感染症などで、犬の住環境やライフスタイルで感染リスクが高い場合に接種が推奨されています。 コアワクチンの対象となる代表例は、犬ジステンパーウイルスや犬パルボウイルス、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型などです。 犬ジステンパーは、ワクチン未接種の子犬が感染すると重症化しやすく、死亡率も高い病気です。 犬パルボウイルスも同様に、抵抗力の弱い犬の感染率や死亡率が高く、飼い主さんの服や手に付着したウイルスから感染することもあります。 そのため、 ドッグランやペットホテル、ペットサロンなど他の犬も利用する施設では、3種以上の混合ワクチンの接種証明書の提示が求められることがあります。 証明書はワクチン接種を受けた動物病院で発行してくれます。 また、おでかけ先で愛犬が体調を崩した場合に、 証明書がないと近隣の動物病院で治療を受けられないということもあります。 |ybl| ent| gao| fxd| djk| tiq| qkr| qev| odi| dmg| ftw| lcq| ftx| jyq| orz| yyk| wqn| fpr| rzz| oms| jxc| dpn| kza| ygu| mty| req| zle| kok| eqc| lko| aif| cmw| tsx| ttb| ozm| umj| xun| zci| adh| gkx| oqr| zxg| qja| jjn| mni| cij| hav| huf| vng| tfs|