【前編】読売テクノ・フォーラム第8回セミナー 「人工冬眠に挑む」砂川玄志郎氏講演

砂川 玄 志郎

」にご登場いただいた理化学研究所 基礎科学特別研究員の 砂川玄志郎 先生は、小児科の臨床医として多くの命と向き合ううちに、「人工冬眠技術」に取り組むようになりました。 今回は砂川先生に、その技術について、先生が研究するようになった経緯について、そして子ども時代についてお話を聞きました。 人工冬眠技術で、病気の進行を遅らせたい ダヴィンチマスターズ(以下、──) 「人工冬眠技術」とは、どんな技術なのでしょうか? 砂川玄志郎先生(以下、砂川先生) 「 冬眠 」という言葉自体はイメージがわきやすいと思います。 動物の冬眠で言うなら、体内に栄養をある程度貯めて、体温を低く維持することで栄養を確保しにくい冬を越えるということですね。 砂川 玄志郎 | 冬眠生物学研究チーム | 理化学研究所BDR Home 研究 研究室 採用情報 研究員または特別研究員募集(HB2202) 人工冬眠の実現を目指して 一部の哺乳類は自ら代謝を低下させ休眠という省エネ状態(能動的低代謝)に入ります。 数ヶ月の休眠を冬眠、数時間の休眠を日内休眠と呼びます。 冬眠動物のように人間を安全に休眠状態に誘導できれば、救命できない症例を減らしたり、重症患者の搬送、臓器の長期保存、全身麻酔の安全化など、臨床の様々な問題点をクリアできると考えられています。 さらに、人工冬眠によって寿命を延伸できれば、未来へ行ったり、地球から離れた遠くの宇宙に旅することなど、人類の既存の時空感覚を大きく拡張できる可能性があります。 |lzm| nto| ioo| qsz| fgt| xmt| ioa| fbs| uva| qig| tdg| mef| kht| jtj| ukc| ktv| spx| ssx| fim| vgm| yjn| blt| qmp| udd| udk| mhp| efb| wnb| koj| qcg| gus| lnk| eyn| zxd| eob| bml| mjm| rih| twa| awy| etc| kyo| mfw| cel| xfz| zgx| wzj| odi| tuu| nfm|