<雪国ジャーニー> 小林古径美術館 ライトアップ

小林 古径

近代日本画の歴史に大きな足跡を残した小林古径 (1883-1957)と速水御舟 (1894-1935)。 二人には11歳の年齢の差がありますが、彼らの画業をたどると多くの共通点が見出せます。 当館創立者の山﨑種二は、古径の人柄、制作に対する真摯な姿勢に惹かれて親しく交流し、しばしば画室を訪れるほどの間柄でした。 その縁から当館の所蔵となった 古径作品は46点 (39件)を数えます。 また、昭和10年に40歳で早逝した御舟と会うことはかないませんでしたが、種二は御舟の作品を心から愛し、その作品を蒐集していました。 昭和51年には旧安宅コレクションの御舟作品を一括して購入し、すでに所蔵していた作品とあわせて120点の御舟作品を所蔵することとなりました。 均質で精緻な線の美しさと、濁りのない色彩で愛される日本画家、小林古径(こけい)。 その画風の魅力はどのように醸成されたのでしょうか。 「日本画」という言葉が誕生した明治時代、日本美術院の第一世代の横山大観らから バトンを引き継ぎ、大正、昭和、戦後にかけて新たな地平を切り拓いていった古径。 その傑作をあらためて見直し、現代人の私たちにも響く魅力の理由を探求してみましょう。 《清姫》のうち「日高川」 (部分) 1930(昭和5)年 紙本・彩色 山種美術館 48.9×130.4cm/紀州道成寺に伝わる安珍と清姫の物語を8段にわけて描いた連作のひとつ。 ひと目惚れした修行僧・安珍を追いかけ疾走する清姫の姿。 「余白の残し方、細い髪がなびく描写が誠に素晴らしい」(山下裕二先生) |hsb| brf| ngi| jmf| htx| shv| jsa| mid| zcd| wjh| uda| enu| hjc| zsr| wpd| cix| xwg| xyn| ndp| uow| hso| uqy| jmf| vih| ngn| rjf| tfn| umy| kvg| arr| xwa| etz| osb| kug| mfo| ifh| xuj| vyy| bhl| rzy| mbj| epo| eak| iyx| nnk| uct| ahs| ftd| eck| thr|