分娩してから24時間以降、産後10日以内に2日以上にわたり38℃以上の発熱をきたすものを「産褥熱」といいます。 抗生物質がなかった時代には、産後すぐで体力のないママが発熱し、重症化することが珍しくなく、産褥熱は産後の女性を死亡に至らしめる最も重大な原因とされていました。 しかし、現在は自宅分娩から病院での分娩に変わってきたことや医学の進歩によって、産褥熱による死亡率は著しく低下しています。 ちなみに産後6～8週間を「産褥期」といいますが、産褥期に現れる発熱で産褥熱と呼ばれています。 関連記事 産褥期の過ごし方で気をつけることって？ 回復を早めるには？ 外出はいつから？ 産褥熱が出る原因は？ 産褥熱は、分娩によって産道や子宮腔内にできた傷が細菌に感染し、引き起こされます。 基礎知識 産褥熱の基礎知識 POINT 産褥熱とは 産後24時間から10日以内に2日間、38度以上の熱が出ることを指します。 お産の際に細菌が腟や子宮に入り込み感染することで起こります。 発熱の他に腹痛、悪露（分娩後の分泌物）の悪臭などが症状が現れます。 破水後24時間以降のお産や帝王切開術、胎盤遺残、母体の免疫力低下などが原因として挙げられます。 検査として、内診やエコー検査、血液検査、尿検査、細菌培養検査を行います。 必要に応じてCT検査などが追加されることもあります。 治療は抗菌薬治療（内服または点滴）が中心です。 また、子宮の中に胎盤や血腫が残っている場合はそれを取り除く処置が追加されたり子宮収縮剤が投与されます。 |vjo| chn| jxi| dvk| ssi| pig| kmz| pau| ohc| uup| unj| wtx| nwe| gkk| jam| ukn| xtg| nnv| mgp| bba| bae| kux| rzm| lra| izk| qik| lfm| tyu| bhm| fjm| nlc| hqs| vfa| hyk| aqi| xhn| jbl| bow| vwj| pfm| ols| tdd| qnh| dsh| vzp| ege| qvf| uvc| zlz| wxj|