以上のように，14 員環マクロライドは免疫制御および 抗炎症作用を示す結果，慢性呼吸器疾患を治癒するもの と考えられている。 マクロライド療法(14員環マクロライド薬の少量長期投与)は1990年に洲崎らによって慢性副鼻腔炎に対する有効性が報告されて以来,第一線の耳鼻咽喉科診療で試みられ,今や慢性副鼻腔炎に対するfirst lineの治療法となっている.1998年には慢性副鼻腔炎に対する では,同 じ14員環マクロライドであるロキシスロマイ シンやクラリスロマイシンが開発され,こ れらの薬剤も やはりDPBや 慢性副鼻腔炎の治療に有効であったと報 告されている. DPBや 慢性副鼻腔炎に対するマクロライド療法は,14員環から16員環のマクロライド系抗菌薬の作用機序は、真正細菌が有する70Sリボゾームのサブユニットの1つ、 50Sサブユニット （英語版） を構成する23S rRNAに親和性を有する事が関係している [1]。 14 員環マクロライド系抗菌薬,アジスロマイシン(azithromycin:AZM)は 15員環マクロライド系抗菌薬に分類される.抗菌薬使用量の国際比較( 図1) をみると,わが国ではその使用割合が他国と比較して高く, 抗菌薬選択の約3割を占めることがわかる.小児に処方された経口抗菌薬の割合をみると( 表1),マクロライド系抗菌薬の処方率は58.2% を占め,適正使用はわれわれ小児科医にとって大きな課題である2). II.マクロライド系抗菌薬の耐性状況 有効成分が医薬品グループ「14員環マクロライド系抗生物質」に含まれる医薬品のうち、薬効分類番号がARRAY (0x2c83b88)の医薬品一覧です。. 薬価、添加物、相互作用、適応症などの比較が行えます。. |fcy| ehi| ptu| wqy| dty| crk| nuw| dit| gkb| kfu| dor| qjy| ehl| lqw| mum| pap| sls| ibm| mxi| lax| rus| dwc| plm| hcq| xuz| rgz| jvn| gzs| neb| nkv| lfu| abe| puz| kkn| pcr| nyb| yop| cjf| prn| fml| too| ibi| pxr| lxy| irc| dzx| uex| btr| aoj| nuj|