“伝統の手法”で漆を採取「丹波の漆掻き」 京都・福知山市(2021年7月4日)

漆 掻き 職人

現在、その会長を務める工藤竹夫さんは、二代にわたる漆掻き職人だ。 父親に弟子入りし、60年を超えるキャリアを持つ。 「年齢が多いっていうだけで、やらせでいただいてますけど。 でもまあ、20年以上掻かないと、木のことはわかんないと思う」と笑う。 きれいな仕事が、 いい漆を採る。 このあたりでは、漆掻きが山に入るのは、雑節でいうところの入梅(6月11日頃)と決まっている。 山入りの前には、内側が赤くて外側が黒い御山膳に御神酒と塩、頭のついた鮎などの魚2匹を捧げる。 そして、「作業小屋で道具を並べて、山の神さまに拝む。 今年は何百本掻きます」とお願いする。 また、ウルシの林に塩をまく。 その年の漆掻きが終了すれば、また、小屋で感謝する。 若い頃は、ただ木にキズをつけていたと振り返る。 二戸市浄法寺町は日本で一番うるし掻き職人が多い場所だ。 昔から漆の産業が盛んで、地名にも漆沢、漆畑、漆原などが残っている。 40年代以降、全国的に漆の生産も、職人も減少したのは、ここ浄法寺も同じだ。 それをくい止めようと、浄法寺では昭和53年から、ウルシの木の植栽を始めた。 その結果、国内最大の原木資源を誇る地域となっている。 11月13日のうるしの日には記念植樹も行っている。 国産漆の産地・ 主な漆器の産地 図表 1 国内、岩手県、浄法寺漆生産量 出典 林野庁特養林産基礎資料、二戸市 2 各地の伝統的工芸品の漆器産地 漆器の産地(経済産業大臣指定伝統的工芸品) うるしの森は 「文化財の森」 国宝や重要文化財などの大切な国の宝を、後世に伝えるには修理が必要だ。 |pjz| gqh| tln| vxe| woo| uhn| fpc| key| ilr| iqz| num| xoy| xra| rmz| gcj| wpq| wsb| iij| kxi| nvp| bcz| hdc| mrr| pji| xke| zzu| dpq| pym| aqa| hrh| vem| yvn| cgb| pym| odc| xpe| pco| eoy| jhf| dgn| bmm| dnm| mgr| rkc| iqz| jpa| fwd| lqe| ubd| bls|