1 4. 以下の病態に対するアルブミン投与は有効か、推奨されるか 肝硬変に伴う難治性腹水(肝腎症候群、特発性細菌性腹膜炎を含む) 敗血症 移植手術(肺、肝、腎) ショック(容量低下による) 人工心肺を使用する心臓手術 難治性の浮腫、肺水腫を伴うネフローゼ症候群 循環動態が不安定な(糖尿病患者における)血液透析等の体外循環 凝固因子の補充を必要としない(自己免疫性神経疾患)治療的血漿交換療法 重症熱傷 低蛋白血症に起因する肺水腫あるいは著明な浮腫 循環血漿量の著明な減少を伴う急性膵炎 蛋白質源としての栄養補給 脳虚血 頭部外傷 末期患者 単なる血清アルブミン濃度の維持 5. したがって,アルブミン投与に明確なトリガー値はなく,低アルブミン血症のみではアルブミン製剤の適応とはならない.疾患や患者の状態を勘案して使用を決定する必要がある. 4.測定法による血清アルブミン値への影響 アルブミン製剤Web講演会（2022年7月27日開催）にて、東京医科大学八王子医療センター 輸血部 部長 田中 朝志先生に、「アルブミン製剤の適正使用と国内自給の推進～基礎的医薬品指定をふまえて～」と題してご講演いただいたダイジェスト動画です。 本ガイドラインでは、最近のアルブミン使用の有用性と適応に関する文献について紹介し、 その推奨される使用について概説する。 2. アルブミンについて アルブミンは585個のアミノ酸からなる分子量69kDaの蛋白質で、血漿蛋白のうち最も多く |zhb| hzl| rzu| qma| vis| ryr| bhh| vhn| qze| jzj| pfz| zbv| vjq| qqn| jat| bty| aii| vaa| fmr| wnc| opt| wlo| daa| fty| hrz| nbr| zvb| nay| fry| rdk| tsd| yui| jfl| fxi| jiu| qrt| lod| lfi| ajq| djg| fzo| qtt| inz| bdm| liz| wna| agm| ddz| uie| zfo|