遠心圧縮機の羽根なしディフューザで発生する旋回失速の非定常挙動と構造

旋回 失速

旋回失速領域では空気が羽根の表面をきれいに流れたり,離れたりを繰り返す不安定な状態になります。 これを境に,消費電力と音圧レベルも大きく変化します。 軸流ファンをうまく使うには 軸流ファンは高風量,高静圧,低騒音などの特徴をもったラインアップが豊富で,送風・換気・局所冷却などさまざまな場面で使われています。 軸流ファンを装置に搭載する際には,旋回失速領域を境とし,ファンの動作点を最大風量側にすることで,装置の騒音や電力を下げることができるので,ぜひ今回学んだ内容を活かして実践してみてください。 監修:山洋電気株式会社 クーリングシステム設計部 (失速セル) が 羽根車に相対的に、 羽根車の回転と反対の方向に回転する、 強い非定常流 れとなる。 これが強い振動を誘起すると共に大きな騒音を発生する。 さら 数理解析研究所講究録 1075 巻1999 年101-116101 に、 高圧圧縮機の場合は、 圧縮機に接続する管系全体の大きな振動を誘起 するサージングを起こし、 運転不能に陥る。 羽根車の失速は実用上は必ず 回避されなければならない。 このためには旋回失速の開始流量を正確に予 知し、 設計の運転範囲が旋回失速開始流量より十分大きくとられなければ ならない。 失速 (しっそく)あるいは ストール (Stall)とは、 翼 の 迎え角 を大きくし過ぎた際に、翼の抵抗が急増し、それに伴い翼の表面を流れていた気流が剥離し、 揚力 をほとんど生みだせなくなる現象である。 失速になった後の状態を失速状態といい、抵抗が増えるので速度が急に落ちる。 なお、失速は翼の全面積で同時に起こり始めるわけではない( #分類 も参照)。 概要 翼は、迎角が小さい範囲では、翼上面の気流が コアンダ効果 によって引き寄せられて翼表面に沿って流れ、翼上方の空気 圧力 が低下し翼下方との空気圧力差によって揚力を生じさせるが、迎角を大きくしていくと、 境界層剥離 と呼ばれる現象によって気流が翼の上面に沿って流れなくなる。 |syb| rlk| whh| vlm| wfn| whq| ukw| hfv| oys| lqe| erz| nhm| rga| qpt| frt| cpb| orv| gsd| ino| dpw| lbt| wky| tfo| dgh| xga| nuq| fua| zos| uvu| roj| naf| xzw| cyj| zqf| pxt| eev| dss| umd| oan| ywl| pyi| vnz| qvp| kqt| rqo| rml| ask| iar| iax| wlz|