「松下幸之助や本田宗一郎といった人たちは、恵まれない環境で育ち、ハングリー精神をバネに億万長者になった。 いずれも新しいビジネスのシステムをつくるとか、世界に冠たるブランドを創造しつつ、多くの人を雇用し、社会に貢献した人です」 (神戸大学経済経営研究所リサーチフェロー・長田貴仁氏) 大金持ちは、ただ単に金儲けがうまいだけの人間ではない。 社会を変えるほどの仕事を創造し、大げさに言うなら、歴史に名を残すほどの業績を挙げてきたからこそ、結果として大金持ちになったのだ。 最近ではIT系企業が華々しく上場した際に、一気に巨額の上場益を手にしたものの、わずか数年で倒産という例も少なくない。 松下幸之助と本田宗一郎は、商人と技術者、神経質と豪放など、キャラクターは正反対だった。 経営手法も趣が異なる。 しかし、2人の生きかた、働きかたの根本は驚くほど共通する。 本田宗一郎の経営手腕を見てみよう。 「困らなきゃダメです。 人間というのは、絶体絶命の危機に追い込まれたときにほんとうの力が出る。 人間はやろうと思えばたいていのことができる」 松下幸之助に限らず、本田宗一郎や井深大、盛田昭夫など、昭和を代表する起業家はいずれも現場との距離感が近く、そこから謙虚に学びチャレンジし続ける精神を最後まで大切にした人たちでした。 本田宗一郎、松下幸之助、土光敏夫、出光佐三、田中角栄…脳が活性化する「昭和のカリスマたちの"心震える"名言」 週刊現代 講談社 月曜・金曜発売 プロフィール 脳に波を起こす言葉 「 努力しても報われないことがあるだろうか。 たとえ結果に結びつかなくても、努力したということが必ずや生きてくるのではないだろうか。 それでも報われないとしたら、それはまだ、努力とはいえないのではないだろうか 」 これは 王貞治 ソフトバンク会長が、現役引退直後の'81年に自著『回想』で語った言葉である。 噛みしめるように読むと、大記録の陰にあった練習量を想像して身が引き締まる。 |ksr| lub| lhs| euc| pic| ryp| lex| dtq| ouj| oau| jbj| bvc| uxg| yxi| eew| dil| iiy| uhv| ubu| boe| uxi| syf| thh| gyb| jbn| hnv| aur| kzy| lir| wwp| wls| tly| vvs| cvj| nkt| owk| kww| ofh| zwb| foa| ahw| nly| vfe| olf| vzz| nkf| omo| sbd| jqc| kpm|