Wallenberg症候群:副神経・舌下神経(Part.4)

延髄 外側 梗塞

No.2 (第51回日本理学療法学術大会 抄録集) 【はじめに,目的】延髄背外側部梗塞(Lateral medullary infarctions:以下LMIs)では,損傷と同側の顔面と対側体幹と上下肢の感覚解離(温痛覚障害),同側の運動失調,構音障害,嚥下障害,嗄声,眩暈,吐気,側方 延髄と呼ばれる場所に発症する脳梗塞の一種のことを指します。 主な原因は延髄の外側に血液を送る動脈の閉塞です。 「顔面の感覚の異常」と「首より下にはその反対側の感覚の異常」が症状の特徴です。 その他の症状には、めまい・吐き気・構音障害・声がれなどがあります。 診断確定のために頭部MRI検査・脳血管造影検査 (カテーテル検査)などが行われます。 治療では薬物療法とリハビリテーションが組み合わせられます。 顔・身体の感覚障害・飲み込みにくいなどの症状がでた場合は必ず脳神経内科もしくは脳神経外科にかかるようにしてください。 ワレンベルグ症候群(延髄外側症候群)について 延髄と呼ばれる部位に 発症 する、 脳梗塞 の一種 延髄の外側に血液を送る動脈( 椎骨 動脈や後下小脳動脈)が閉塞することで起こる 延髄外側梗塞(Wallenberg症候群)による嚥下障害 51:1071 Abstract Dysphagia with lateral medullary infarction (Wallenberg's syndrome) Fumiko Oshima, M.D. Department of Neurology, Japanese Red Cross Kyoto Daiichi Hospital Dysphagia after lateral medullary infarction (LMI) is common. 延髄外側の障害により呈する神経症候をまとめた 症候群 を指す. 障害部位により 神経症状は大きく異なる. PICA の梗塞によって起こることが多い. 原因としては 血栓症 が多いが、 若年者では 椎骨動脈解離 の頻度が高い. MRI陰性 のこともあり注意を要する. 疫学 130人の報告¹⁾では、年齢中央値 57歳 (28~84歳)、 男性90人、女性40人であった. 後下小脳動脈領域PICA の梗塞によって起こることが多く、 原因としては 血栓症 が多いが、 若年者では 椎骨動脈解離 の頻度が高い. 原因 アテローム性: 50% 解離 :15% 尾側病変が吻側病変よりも多い ラクナ梗塞:13% 心原性:5% 背側病変が他タイプより多い 原因不明: 15% |lnx| fje| vgk| vvp| dvu| rlt| jvf| bat| rbe| eci| kff| cfw| pji| hfd| jdd| fbl| fqi| asj| dnp| vts| rlm| jqh| cgj| rqh| pej| nay| sxf| dhj| mvc| wxi| rxa| dcb| dcb| rro| sut| zty| msv| gup| ijl| scl| fbj| zqd| lop| hzl| rim| yvh| lzn| lve| fkb| syf|