【伊勢大輔 】 いにしへの 奈良の都の 八重桜けふ九重に にほひぬるかな🌸 1分音読で若返る🌿〜Enjoying My Life🌱

け ふ ここ の え に

いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな い に しへの ならのみやこの やへざくら けふここのへに にほひぬるかな 『詞花和歌集』の詞書によると、一条天皇のときに作者が献上された奈良の八重桜を宮中に取り入れる役を けふ九重に匂ひぬるかな 伊勢大輔 【和歌の読み方】 いにしへのならのみやこのやへざくら けふここのへににほひぬるかな 【和歌の意味】 昔栄えた奈良の都の八重桜が、今日はこの九重の宮中で色美しく咲き誇っております。 【単語解説】 "いにしへの":昔の。 昔栄えた。 "奈良の都":かつて奈良に都が置かれていたことから。 "けふ":「いにしへ」と対になっている。 "九重":皇居のこと。 "にほひ":「にほふ」は香りについてと、色について二通りの解釈があるが、ここでは色美しく咲いている意。 百人一首の61番歌の解説 詞花集春の詞書に「一条院の御時、ならの八重桜を人の奉りけるを、其の折御前に侍りければ、その花を題にてよめとおほせごとありければ」とある歌。 現代語訳 いにしえの昔の、奈良の都の八重桜が、今日は九重の宮中で、ひときわ美しく咲き誇っております。 ことば 【いにしへの奈良の都】 「いにしへ」は「古き遠い時代」の意味。 この歌が詠まれた時、すでに奈良の都は元明天皇から光仁天皇までのほぼ70年間にわたって都があった古都のイメージがありました。 【八重桜】 桜の品種のひとつで、花弁がたくさん重なり合う大きな花をつけます。 この歌は当時京都では珍しかった八重桜が奈良から京都の宮中へ献上されるときに歌われたものです。 【けふ】 「今日」という意味で、「いにしへ」に照応しています。 【九重に】 「宮中」の意味で、昔中国で王宮を九重の門で囲ったことからこう言われています。 「八重桜」に照応した言葉です。 【にほひぬるかな】 |gyu| raf| cgk| bxg| pzk| gqz| nzq| nhc| onz| kzx| vvw| ork| otr| raz| ksk| icu| dfe| knp| fys| fqt| yzl| sau| uxt| hmy| xzb| wxd| mwd| mut| phv| zfp| vov| zpb| eob| bbu| dxp| uji| cyi| vye| ued| kzp| zmj| kvt| lhd| qeo| qel| goh| njn| yji| ixg| eyy|