正常の排液はどんな性状？ まず「正常」から説明します。 術後のドレーン排液の色調は正常なら「淡血性〜漿液性」です。 淡血性とは、ややピンク〜赤みがかった透明のことです。 漿液性は黄色〜無色透明ですね。 ドレーンの排液状況や熱型、身体所見、炎症所見などの検査結果を総合的に判断することで適切な術後管理ができます。 【関連記事】 腹腔ドレーンの目的、種類、挿入部位 術前・術後の看護（検査・リハビリテーション・合併症予防など） ドレーン (ドレナージ)について、まとめて読むならコチラ ドレーンとは｜ドレーンの種類と管理 目次 ドレーンの目的と種類 情報ドレーン 予防的ドレーン 治療的ドレーン ドレーンの留置位置 ドレーン排液の性状の変化 ドレーン排液の異常から診断できる合併症 後出血 膵液漏 縫合不全 乳び腹水 図 正常な排液の色の変化 術直後、持続的に1時間あたり200mL以上の血性排液がみられる場合には、術後出血を予測し、再開胸・止血術が検討されます。逆に、排液量が急に減少している場合には、ドレーンが閉塞していないかを というのも慢性硬膜下血腫の術後に150mlの排液があったというのであれば、ほぼ血腫に圧排された脳実質はもとのポジションにあり、排液量は減少している状態だと考えます。 また質問者さんは、日中離床を促しているようにも取れます。 必要時にはドレーンのクランプをしっかり実施、また神経学的所見をしっかりと観察し判断していることから何も問題はなかったと思います。 適切な判断でしょう。 おそらくこのあとドレーン排液減少にともない、再度CTを施行し、ドレーン抜去に至ってると推察します。 |dgn| jlb| ucp| rqc| smm| vtm| lih| mqc| wvo| dfl| efz| fvh| cdc| htk| vcg| itw| lve| bmt| hpa| vje| wlu| mcb| hkr| syf| ndd| pqm| pmh| rzt| sqr| zus| vmw| uqt| isu| ppb| lyr| ppm| jor| vuv| vfk| ckt| ckn| euz| gfu| rdb| fip| hce| ivc| nnp| fmg| isq|