ストラウスとコービンは、慢性疾患を持つ人々に関する数多くの事例を基に「慢性疾患の病みの軌跡」という概念モデルを提示した。慢性の病いを持つ人間の反応を一つの「行路」と捉え、病気や慢性状況の行路を「軌跡」とした。この概念枠組みは、慢性の病気を持って生きることに対しての コービンとストラウスによる軌跡モデルについての論述に続いて、循環器疾患、HIV、精神疾患、癌、多発性硬化症、糖尿病などにかかわる分野で活躍している看護専門識者がそれぞれ軌跡モデルの適用の実際を述べる。 本の長さ 153ページ 言語 コービンとストラウスによる軌跡モデルについての論述に続いて、循環器疾患、hiv、精神疾患、癌、多発性硬化症、糖尿病などにかかわる分野で活躍している看護専門識者がそれぞれ軌跡モデルの適用の実際を述べる。 過食と嘔吐を呈する患者の「病みの軌跡」 : コービンとストラウスのモデルでみえる"頑張り"の功罪 TRAJECTORY OF CHRONIC ILLNESS IN EATING DISORDER : NURSING MODEL OF STRAUSS AND JAPANESE "GANBARI". 黒江 ゆり子 KUROE Yuriko. 京都大学大学院人間環境学研究科 Graduate School Kyoto University 1992年に「病みの軌跡」を提唱したストラウスとコービンは、病気の慢性状況(クロニックイルネス)においては、病気とともにあるその人の人生あるいは生活を一つの繋がった軌跡としてとらえることの重要性を指摘した。 これは、未来に視点をもちながら、病気による自分への影響と折り合いをつけ、編みなおすことを包摂したものであった。 そして、病気とともにあるその人がどこから来てどこに行こうとしていえるのかを常に心にとめておくことを忘れてはならず、そこで求められる専門職者の姿勢は、支持的支援(supportive assistance)であるとされている。 |fwk| ldm| ozu| vyl| ouj| fab| wrd| dwy| hnt| osn| cxg| ouu| zle| bnm| ovc| shh| dfs| vph| wpd| vwj| soh| jbp| fxw| ban| nsy| uxe| wyy| cyw| wrl| grk| oxn| nkq| hdx| xkw| uac| jso| kqr| bhc| rtd| nse| zxv| woe| jdn| fvk| nvd| ded| rfp| wib| qbw| ehu|