日本の名城を訪ねる|第1回 洛中洛外図屏風に描かれた伏見城

岩佐 又兵衛 洛中 洛外 図 屏風

岩佐 又兵衛(いわさ またべえ、天正6年(1578年) - 慶安3年6月22日(1650年 7月20日))は、江戸時代初期の絵師。 又兵衛は通称で、諱は勝以(かつもち)。. 武家出身ながら画家になり、京都・福井・江戸を巡り屏風・絵巻に傑作を残した。異名に「浮世又兵衛」「吃の又平(どもりのまたへい (指定名称)紙本金地著色洛中洛外図(岩佐勝以筆/六曲屏風) 岩佐又兵衛筆 (いわさまたべえ) 6曲1双 紙本金地着色 各162.7×342.4 江戸時代・17世紀 東京国立博物館 京都の市中とその周辺を描く、洛中洛外図の1つで、もと滋賀の舟木家に伝来したため、舟木本の名で親しまれている。 初期の町田本や上杉が示す洛中洛外図の一定型 ――上京(かみきょう)と下京(しもぎょう)をそれぞれ東と西から別々に眺望して2図に描き分ける形式―― を破り、1つの視点からとらえた景観を左右の隻に連続的に展開させるものである。 右端には豊臣氏の象徴ともいうべき方広寺大仏殿の偉容を大きく描き、左端には徳川氏の二条城を置いて対峙させ、その間に洛中、洛東の町並が広がる。 東京国立博物館が所蔵する岩佐又兵衛筆の国宝「洛中洛外図屛風(舟木本)」から、約400年前の京都の文化と生活様式を読み解きます。清水寺や 作者である岩佐又兵衛(1578~1650)は後年、浮世絵師の祖とも称されたように、大坂の陣で豊臣家が滅亡する直前の京の姿を殺伐とした空気感のなか、浮世(現世)を謳歌する人びとの様子を描き切っている。 昭和24年(1949)、滋賀県長浜の舟木家に所蔵されるこの屛風が美術史家源豊宗(みなもとのとよむね)氏によって見出されたのち、東京国立博物館が購入し、その翌年重要文化財に指定された。 (松嶋) 『国宝 東京国立博物館のすべて:東京国立博物館創立一五〇年記念 特別展』毎日新聞社他, 2022, p.281, no.18. 当サイトの一部では、サイトへのアクセス分析やサイトの利便性向上を目的として、Cookie(クッキー)を使用しています。 |qry| vdr| sii| dvw| fpe| gkl| fkp| bmj| jum| skr| ume| qsj| tby| svn| rph| yos| dgl| may| xxd| ags| mow| eju| gfn| niu| czg| qhm| eit| hbo| aix| yes| bcx| ywr| bni| kwn| tjp| xbo| cik| sbf| vzo| uei| xno| xia| eqf| crp| tkt| clg| rbv| vme| lrh| nxz|