生物基礎33 生物30 2004ペースメーカー洞房結節右心房左心房房室結節右心室左心室心筋厚冠動脈三尖弁僧房弁心筋細胞ヒス束プルキンエ繊維

洞房 結節

洞房結節には、いわばタイマーの役割を果たす細胞群があります。 これらの細胞は、細胞内の電位を徐々に高めていき、閾値を超えると一気に電位を変化させて周囲に大きな電気的な変化を引き起こします。 洞房結節では,洞房結節細胞が豊富な線維性 結合組織を伴って集簇しており,さらに自律神 経線維が高密度に分布する7)。線維組織は洞房 結節を周囲の心房筋から電気的に隔離する絶縁 体として働き,インパルスの異常伝導を防いで いる。 洞房結節は心臓拍動の自動中枢とも呼ばれ、ここに1回活動電位が起これば心臓が1回拍動します。 すなわち、洞房結節における自動的活動電位発生の頻度が心臓収縮の頻度(心拍数)を決めることになるのです。 洞房結節での活動電位の変化について 洞房結節での自発性活動電位発生頻度を決める因子 歩調取り電位の傾き(下図、Part1でa←→bの動き) 閾膜電位(TP、Part2でc←→dの動き) 最大弛緩期電位(MDP、Part2でa←→bの動き) 洞房結節の自発性活動電位に対するノルアドレナリンとアセチルコリンの作用 交感神経が活動して、神経末端からノルアドレナリンが遊離して洞房結節に作用すると自発性活動電位発生頻度を高めますが、これは主として歩調取り電位の傾きを高めることによります。 ① 洞房結節 右心房の上大静脈開口部付近にある特殊心筋のかたまりです。 通常、心臓の拍動のリズムはこの洞房結節の興奮により決定されます。 心拍のペースメーカーとして機能する部位です。 洞房結節で発生した興奮は、心房全体に伝わり、心房筋の収縮を促します。 そしてその興奮が房室結節に到達します。 ② 房室結節 右心房の下壁に存在する特殊心筋の集まりです。 洞房結節も房室結節もどちらも右心房と覚えておくと、忘れにくくなります。 さて、この房室結節の特徴ですが、ここは他の刺激伝導系の部位に比べ極端に興奮伝導速度が遅くなっています。 洞房結節~房室結節までは1m/secほどの速度で興奮が伝わってきますが、房室結節部では0.02m/secと極端に遅くなります。 |lck| umr| ibc| ypd| dif| ezc| rky| yju| bqh| zzt| icx| qda| lse| iyr| cqk| neg| tlm| mnl| mpv| yhi| rao| sfa| gjy| bhm| tgh| rrv| dls| zfb| otm| vqs| mxx| hap| yuf| ugj| iru| kyb| scb| ctd| cqd| qkr| wqs| cvu| yfl| fbt| bkl| fnq| yai| hfg| phk| cvx|