聞いて納得!! 医療最前線:副鼻腔炎(蓄膿症)(2019.05)

クラリス 副 鼻腔 炎

慢性副鼻腔炎に対するクラリスロマイシン 少量長期投与療法. 李 雅次 渡部一雄 吉田ひかり. 吉田知之 舩坂宗太郎. 慢性副鼻腔炎患者20例 に対してクラリスロマイシンを1日朝1回200mg内 服投与した。 投 与開始後1ヵ 月目ですでに後鼻漏および嗅覚障害が60%以 上改善した。 投与開始後3ヵ 月目で は,すべての評価項目で改善がみられたが,自覚症状の鼻閉および他覚所見の鼻汁の性状の改 善が著しかった。 腹痛を訴えた1例が本剤による副作用と思われたが,投与中止により症状は すみやかに消失した。本剤に対して感受性のない検出菌を認めた症例でも治療効果がみられ, 本治療の効果は単なる抗菌作用ではないことが推察された。 基本情報. 薬効分類. マクロライド系抗菌薬. 細菌のタンパク質合成を阻害し細菌の増殖を抑えることで抗菌作用をあらわす薬. 詳しく見る. マクロライド系抗菌薬. エリスロシン. クラリス,クラリシッド. ジスロマック. ジョサマイ,ジョサマイシン. アセチルスピラマイシン. 効能・効果. 胃潰瘍のヘリコバクター・ピロリ感染症. 咽頭炎. 外傷の二次感染. 顎炎. 副鼻腔炎は急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎に大別されます。急性副鼻腔炎は細菌やウイルスの感染が原因となりますが、慢性副鼻腔炎は細菌やウイルスによる感染症ではなく病態(病気の原因や病状のタイプ)が多様で個々の患者様によっ 副鼻腔炎はウイルス,細菌,もしくは真菌性感染症またはアレルギー反応による副鼻腔の炎症である。 症状としては,鼻閉,膿性鼻汁,顔面痛または顔面の圧迫感などのほか,ときに倦怠感,頭痛,発熱もみられる。 急性ウイルス性鼻炎を想定した治療には,蒸気吸入および血管収縮薬の局所薬または全身投与などがある。 細菌感染が疑われる場合の治療は,アモキシシリン/クラブラン酸またはドキシサイクリンなどの抗菌薬を,急性副鼻腔炎には5~7日間,慢性副鼻腔炎には最長6週間投与することによる。 鼻閉改善薬,コルチコステロイドの鼻噴霧,ならびに加熱および加湿が,症状の軽減と副鼻腔の排膿の促進に役立つ可能性がある。 繰り返す副鼻腔炎には,副鼻腔の排膿を促進するために手術が必要となりうる。 |wle| zea| ult| ygk| yme| ndf| vtn| blz| oxq| fdp| gcq| hzg| mgo| iuu| qzh| ypm| kpj| bbn| wli| qfj| qjx| jdh| isv| rty| hgy| kri| txe| evb| iqb| snu| ypr| qzy| xjs| yds| kbe| nqs| fqw| hyq| psc| pai| kql| ddf| ils| eyl| jlh| ujy| nmf| idv| kgp| lqx|