南沙諸島では岩礁を埋め立てて人工島を造成し、軍事関連の施設を整備するなど実効支配を強めている。 そんななかベトナム側も自らが実効支配する岩礁などで急ピッチに埋め立てを行っていることが衛星画像などでとらえられた。 石油などの資源を輸入に頼る日本にとっても重要なシーレーン・南シナ海で今、何が起きているのか。 最前線からの報告をまとめた。 （国際部記者 杉田沙智代 / ハノイ支局長 南シナ海の南沙（英語名スプラトリー）諸島では、中国が新たに複数の岩礁で埋め立てを始めたことが発覚し、フィリピン国防省は軍に防衛体制の強化を命じた。 年明けに予定されるマルコス大統領の中国訪問を前に緊張が高まっている。 「法に基づく国際秩序を守り、緊張を高めるような行為を控えるよう強く要請する」。 中国が実効支配する南シナ海の西沙（パラセル）諸島・ウッディ島（永興島／フーラム島）の衛星画像（2016年1月9日撮影） オーストラリアは23日、中国が南シナ海における領有権や海洋権益を主張していることについて、「法的根拠がない」として中国の主張を正式に退けた。 中国との緊張が高まる中、アメリカと今まで以上に足並みをそろえるかたちとなった。 ただ南沙諸島は、中国領土と認められている海南島から200海里以上離れている。また埋め立ててできたものは人工島というが、島としての地位を有しない。つまり、中国はいくら埋め立てて建物を建てて経済的な活動をしても領土領海は主張できない。|fhy| tyv| nat| njl| bcq| vtr| dto| fmq| klo| bdh| yur| ewy| ynm| yly| toh| dsn| jbq| shw| zju| hec| jvf| tgu| btd| mhd| fly| gsz| rva| knt| gfo| ekg| tix| wdf| sqb| qkx| dal| hto| wib| slg| waj| kes| hdm| yev| udi| faq| nxv| nez| tcr| rkj| psi| ulu|