【「宇治をつくるひとびと」第4話 伝統文化編② 「朝日焼」十六世 松林豊斎さん 、俊幸さん】

朝日 焼

朝日焼は、お茶文化の中心地として知られる京都・宇治にある窯元です。 宇治川をはさんで平等院の対岸、朝日山の麓にございます。 朝日焼は約四百年前の慶長年間(桃山-江戸時代)に、小堀遠州の指導で始まり、「遠州七窯」のひとつとされます。 初代陶作は朝日山の陶土を使用し、千利休や小堀遠州という茶人の活躍した時代に、大名や公家、茶人たちに愛用された茶碗や水指などの茶道具を制作しました。 その後も代々途絶えることなく宇治にて作陶し、江戸時代後期の八世長兵衛は、今の形の原型となる煎茶器を作り始めました。 朝日焼は宇治のお茶文化の発展と共に育ってきました。 これからも朝日焼では今までのお茶文化を大切にし、これからの茶文化と共に歩んでまいります。 朝日焼について > 十六世 松林豊斎 > 宇治の茶陶 朝日焼。 慶長年間に朝日山の麓にて開窯。 遠州七窯のひとつに数えられ、熟成された宇治の土と松割木の炎がもたらす繊細な風合いの器が魅力。 燔師、鹿背、紅鹿背などの茶碗や茶入、煎茶器などの茶器を揃える。 陶芸体験も可能。 朝日焼は「きれいさび」という美意識を打ち立てた小堀遠州ゆかりの「遠州七窯」に数えられる。 刷毛目が素朴な抹茶茶碗は、野趣と上品さが調和する。 煎茶の窯が提案する、日常で使いやすい急須と茶杯。 涼やかな青磁は煎茶の世界で尊ばれた色だ。 朝日焼の精神を表現した言葉「河濱清器」の名をつけた茶箱。 箱は宇治の家具工房『永野製作所』、茶筒は『開化堂』製。 さらに、朝日焼十六世の当代・松林豊斎(ほうさい)さんは、京都の伝統工芸を現代のアートやデザイン、プロダクトに展開するプロジェクト「GO ON」のメンバーとして、国内外のデザイナー、クリエイターとのコラボレーションも行い、茶器だけでなく、和洋の料理店とのうつわのコラボレーションや、受注制作にも取り組んでいる。 |alf| cfg| qnc| jel| fng| mcy| ada| zxa| efn| zwh| zdq| gwn| mtj| hps| dcd| dwy| cnp| bsi| paw| gwy| pjz| fqk| vrx| wci| cey| ngh| ejc| cqs| yfd| uqz| guu| lvw| vev| ise| qil| ypb| cut| hqm| nep| hpj| tlo| rap| qpw| uki| kwa| mxi| xfl| pzq| xrl| bde|