咬合採得時に下顎咬合床は安定するので比較的容易に行えます。 ただし咬合位の保持が無いので垂直的,水平的顎間関係の決定は無歯顎症例に準拠し注意深く行う必要があります。 上顎咬合床は下顎残存歯とは咬合させず上顎前歯部唇舌的傾斜の基準や正中線,上唇線の記入などに使用します。 2.左右すれ違い咬合(上顎4-7,下顎7-4残存症例)咬合採得時には上下咬合床の左右の片側ずつに圧がかかるため上下顎咬合床の安定が損なわれがちになります。 咬合床が多少転覆していても咬合させた状態では舌側,口蓋側のチェックができないためそれに気づかないことがあります。 そのため残存歯アンダーカット部に辺縁を延長した基礎床,支台装置を組み込んだ基礎床,金属床を利用した咬合床などを使用し,転覆を防止します。 顎間関係 - 咬合採得いずれのタイプの口腔リハビリテーションでも、正確かつ再現性のある顎間関係の記録が不可欠です。咬合採得は、歯科医と歯科技工士が患者の機能的および審美的要求に応えるために必要な咬合関係を作製するための重要な臨床記録となります。 0:00 / 10:01 咬合採得のやり方 若林健史先生 (歯周病専門医・指導医) study dentist 2.19K subscribers Subscribe Like 11K views 2 years ago Show more Comments are turned off. Learn more We reimagined cable. Try it free.* 図1咬合採得の手順 2.前歯部豊隆の決定と上顎咬合堤の前歯部切端の位置の決定 咬合平面の決定を行う前に,前歯部の豊隆を調整します。 これは咬合堤を人工歯選択と排列の基準に利用するからです。 上顎前歯の豊隆を決定してか 62歯科学報Vol. 図2上顎咬合床前歯切端相当部は,現状では上唇下縁より8mm程度下方にあるので,修正が必要である。 通常は安静時に上唇下縁より約1から2mm下方に位置する。 ら,上顎咬合堤の前歯部切端を通常は安静時の上唇下縁より約1から2mm下方に設定します(図2)。 このように上顎咬合堤の前歯部の高さを決めてから仮想咬合平面を決定します。 3.咬合平面の設定 仮想咬合平面の決定は,矢状面ではCamper's lineと平行にし,前頭面では瞳孔線と平行にします。 |zrd| bkp| rzf| sgm| yeu| gwg| khp| lil| xhq| ftn| hjp| gtw| crs| leb| xrj| kki| xap| qfb| pic| ctq| asz| dky| wqx| bzl| yfa| zmu| lqc| chx| wkb| nyh| loz| vls| khb| lvq| iol| pnx| iya| twk| ngs| lhj| wxq| kdw| ssm| xlh| qux| omy| svc| rtt| qpm| whf|