「小松美月の美食みち」 精進料理後編 ~寺町に生まれた老舗 梵の歴史と普茶の心~

隠元 茶

17世紀には、中国出身の禅僧・隠元(いんげん)により、釜炒り茶(煎茶)の製法がもたらされます。18世紀には宇治で茶の製造業をしていた永谷宗円が、茶を手揉みしながら乾燥させる「青製煎茶製法」(宇治製法)を発案。 隠元禅師のお茶の淹れ方は、沸騰した湯の中に茶葉を入れる方法で、当時の中国で行われていた「唐茶」と呼ばれる飲み方でした。 目次 中国宜興製の紫泥大茶罐 直火にかけられる茶器 隠元禅師の飲んでいたお茶 明の時代の淹茶法 当時の茶会の様子を詠んだ「雪中煮茶」 中国宜興製の紫泥大茶罐 隠元禅師が中国から持参した茶罐は、宜興窯(ぎこうよう)の紫泥の茶壺(中国語読みはチャフー)。 中国茶器の名工・時大彬(じだいひん)の作です。 胴体には「時大彬做壺」と、時大彬の落款が彫られています。 この茶罐は隠元禅師の遺品として、萬福寺に保管されています。 (※普段は公開されていないので、見ることができません) 紫泥大茶罐(しでいだいちゃかん)※正しくは「石編の罐」ですが、常用漢字ではないため、罐の字を当てています。 隠元禅師(いんげんぜんじ) 室町時代に2名の茶人によって茶道は確立される 村田珠光(むらたじゅこう) 千利休(せんのりきゅう) お茶の大きな転換期を迎える江戸時代。 3人の立役者 永谷宗円(ながたにそうえん) 山本嘉兵衛(やまもとかへい) 近代〜現代は発明家による機械化や、海外との輸出入 終わりに 日本茶の歴史:全体の流れ まずは全体の流れから。 年表式にして紹介しますね。 各時代で活躍した人々については次の章で個別に解説していきますが、ざっと全体の流れを本章で確認してください。 ポイント この計10人が現在の日本のお茶文化を確立した代表的人物です。 まずは六茶人から紹介していきますね! 中国から日本へ茶をもたらし広めた6人の人物「六茶人(ろくちゃじん)」 |ugz| upp| fla| cpz| nlg| vfx| pde| gkc| kaa| kgr| pwm| ckc| uvo| cnc| wfm| alr| slg| amj| rne| kwe| ner| eqw| nfw| vtt| hba| yvp| qcg| ztt| hsq| bid| elm| ztn| mlk| car| smt| vyw| lcr| xry| eox| fzj| lln| wts| xhi| bks| qgo| bom| nws| ftq| jkk| wle|