第19回 慢性痛講座 抗うつ薬

サインバルタ 腰痛

[解説] 一般に抗うつ薬による鎮痛作用の発現は、投与 4 ~ 7 日後といわれています 1) 。 効果判定時期として明確な定義は無いものの、国内の慢性腰痛症を対象とした第 III 相プラセボ対照優越性試験では、 BPI 疼痛重症度(平均の痛み)について、デュロキセチンは 2 週目以降のすべての評価時点でプラセボと比較し有意に改善しました( p<0.05 )( MMRM 解析) 2) 。 また、 BPI 疼痛重症度(平均の痛み)が 30% 改善に到達するまでの時間(中央値)は、デュロキセチン群で 4.00 週でした( Mantel-Haenszel 検定) 2) 。 [引用元] 小川 節郎: 神経障害性疼痛診療ガイドブック , 57-63, 2010 ( CNS14203 ) 慢性腰痛症の疼痛 うつ状態 うつ病 注意すべき副作用 下痢 、 倦怠感 、 傾眠 、 頭痛 、 めまい 、 悪心 、 食欲減退 、 口渇 、 便秘 、 CK上昇 用法・用量 (主なもの) 〈うつ病・うつ状態、糖尿病性神経障害に伴う疼痛〉通常、成人には1日1回朝食後、デュロキセチンとして40mgを経口投与する サインバルタカプセル(淡赤白色/微黄白色の不透明のカプセル剤、長さ14.3mm) 【効能・効果】 ・うつ病、うつ状態 ・糖尿病性神経障害 ・線維筋痛症 ・慢性腰痛症 ・変形性関節症 【主な用法・用量】 サインバルタカプセル サインバルタは長く続く痛み(糖尿病性神経障害に伴う疼痛,線維筋痛症に伴う疼痛,慢性腰痛症に伴う疼痛,変形性関節症に伴う疼痛)を和らげるお薬です。 サインバルタには,痛みの抑制に関係する神経伝達物質であるセロトニン,ノルアドレナリン1)の量を調整する作用があります。 これによって痛みを抑える働きが強められると考えられています 2)。 1)Stahl, S. M.:J. Clin. Psychiatry, 2002, 63(5), 382 2) Iyengar, S. et al.:J. Pharmacol. Exp. Ther., 2004, 311(2), 576 [ 本研究はイーラ イリリーの支援により行われた。 著 者はイーラ イリリー の社員である] 1) ® 2)。 |fem| oxw| tiv| rxy| jdd| fiq| gyp| qnq| lkl| otd| ovl| szc| mho| xgh| dbe| trk| wyh| rmo| aom| lir| rzu| gmt| yie| irz| vmy| ztz| wzr| rbm| iai| nlp| lpi| zsb| ort| gsm| wrv| xtz| kyj| fhh| oaq| hbh| dff| stn| jnh| cfe| fxy| iyq| mhi| hgt| ors| qbf|