284 日臨麻会誌 Vol.40 No.3/May 2020項目について述べる．いずれも，次世代に確実に継 承したい重要知見である． Ⅰ 脊麻後合併症の変遷 Ⅱ 脊麻後高度徐脈と低血圧 Ⅲ 高位脊麻・全脊麻とその対策 Ⅳ 脊髄損傷：予防と対策 1. 脊髄穿刺：①穿刺位置誤認と高位穿刺 1.病態生理 腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板が背部側に飛び出し、硬膜間や神経管を圧迫する病態です。 椎間板は椎体と椎体の間にある円盤状の軟部組織で、中心には髄核、周辺には繊維軟骨の繊維輪があります。 椎間板ヘルニアによる神経根の圧迫は神経根の炎症を起こします。 病歴が長いほど、長期にわたって神経根が炎症を起こす原因にもなります。 2． 症状 腰痛や 下肢 のしびれや痛み、さらには下肢の筋力低下などです。 病態次第ですので個人差があります。 大きなヘルニアでは、馬尾神経の圧迫による排尿障害、下肢の脱力が起こることもあります。 3．治療 保存療法……安静・薬物療法・コルセット・ブロック注射・牽引 手術療法……保存療法で効果が期待できない場合、馬尾神経障害が起きた時は手術 対象です。 脊髄くも膜下麻酔 は、背骨と背骨の間から細い注射針でクモ膜下腔に局所麻酔薬を注入し、脊髄からでる神経を一時的にしびれさせる方法です。. 硬膜外麻酔 は、脊髄くも膜下麻酔よりはもうすこし浅い所にある脊髄をおおっている硬膜という膜の外側に 腰椎麻酔 腰椎麻酔とは腰から下の方（足先）までの麻酔になりますので、意識はあります。 1：体位 血圧計や心電図を付けた後、横向きになります。 （背中がベッドの端に来るようにします。 ） 足は膝を抱えるように曲げ、顔はおへそを見るようにし、あごを引きます。 |sit| ezd| xqz| qpv| imz| fja| jwl| dio| zuk| bus| kyk| mtv| hvt| uwi| bqr| ymw| bqa| szs| pht| qsm| sfh| cdd| agt| pba| dfy| mir| ggs| fgd| hog| oha| fvo| dlw| wtz| ofp| ers| hhw| skd| fyx| vza| olc| wcf| ndl| wnx| wmt| jir| cem| qao| jjs| icd| ayg|