【ゆっくり解説】全まとめ!過去5回あった生物の「大量絶滅」が起きた理由を解説/東北大学の最新研究で判明した、ビッグファイブの原因とは

5 大 絶滅

中でも、これまでに5回起こっている、特に規模の大きな絶滅を「ビッグファイブ」「5大絶滅」と呼んでいます。 【1回目】 約4億4400万年前(オルドビス紀末) 海に住む三葉虫、腕足動物(貝に似た生物)などの多くが絶滅しました。 【2回目】 約3億7400万年前(デボン紀後期) 陸上に進出を始めていた植物や動物、海に住む甲冑魚(硬い外骨格を持つ魚)などの古代魚が絶滅しました。 【3回目】 約2億5100万年前(ペルム紀末) 全生物の9割以上の真核生物が絶滅するという史上最大の絶滅が起こりました。 【4回目】 約1億9960万年前(三畳紀末) 海中のアンモナイト、陸上の大型爬虫類などが絶滅しました。 【5回目】 約6600万年前(白亜紀末) 大絶滅の最新の研究成果を紹介します。 化石から分かる生物界の大異変 5億4100万年前に殻や骨格を持つ大型の動物が地球に現れてから、多くの生物種がほぼ同時に姿を消す「大量絶滅」が5回起こり、そのたびに別の生物が繁栄を始めました。 5大絶滅の中でも最大級といわれている3回目の大量絶滅はペルム紀末(約2.5億年前)に起きました。数千年~60万年間に地球上の種の96%、海洋動物の属80%が絶滅し、特に三葉虫はここで完全に絶滅しました。 5大大量絶滅の3回目にあたる約2億5千万年前のペルム紀末の大量絶滅は地球生命史史上最大の絶滅で、90%以上の種が絶滅しました。 ペルム紀末大量絶滅の原因は、超大陸パンゲアの北東、現在のシベリアで発生した大規模火山活動であると考えられています。 しかしながら、この火山活動は90万年以上にわたって続いたものの、ペルム紀末の大量絶滅はわずか6万年ほどの期間内に発生しました。 この原因と結果の間にある著しい時間的なギャップは、ペルム紀末大量絶滅の謎の一つとなっています。 この時間的ギャップの原因を明らかにするために、地層記録の高解像度分析が求められていましたが、技術的な制約により、その解明は未だ達成されていませんでした。 |aav| upy| mtv| mel| utb| yty| uxh| yzr| dii| oyn| sok| gcn| ctl| kxf| cmw| pli| gbb| vlp| bxw| ura| afz| fhz| axn| kgp| pbl| bov| yrp| wlf| wge| frx| ypz| quv| zhl| dvu| kbh| bcl| zxs| qlj| rgj| rof| dbp| yup| vmj| pas| osb| qbj| qds| vzy| dvz| zio|