喀出痰での嫌気性菌培養の適否 【質問】 検体の取り扱いの質問です。入院となった嚥下性肺炎の起炎菌が嫌気性菌であろうと疑いましたので, 自己喀出喀痰を検体として嫌気性培養を依頼しました。しかし, 検査室から無意味であると検査を拒否されました。この場合, 喀痰での嫌気性菌の検査 微生物を培養するための臨床検体の適切な保管温度は, 担当医が検査目的とする微生物の種類によって異なります。. 凍結 (－80℃, －20℃), 冷蔵 (4℃), 室温, ヒト体温などが代表的な保管温度でしょう。冷蔵は, 多くの細菌が増殖しない, 死滅もしない (細菌の 抗菌薬投与前に良質な喀痰を採取することが原因菌の決定に重要である。 膿性喀痰が得られればグラム染色と培養検査で原因菌が推定される。 また,適切な抗菌薬を選択するために薬剤感受性検査が行われ,米国検査標準化委員会(NCCLS )によって定められた判定基準で,感性( S )と耐性( R )とに分類される。 一方,レジオネラやマイコプラズマなど,特殊な微生物では免疫学的検査が応用されるが,感度と特異度は充分でなく,臨床症状と併せて判断される。 [キーワード] 市中肺炎,X 線検査,グラム染色検査,培養検査,薬剤感受性検査,免疫学的検査 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 結核喀痰検査：塗抹、培養、PCRの違い 塗抹とは 【利点】 短時間でできる 手技も簡単 【欠点】 感度が低い 菌株名まではわからない 死んでる結核菌や非結核性抗酸菌も陽性となってしまう。 結核治療中の患者の喀痰には死んだ結核菌がたくさんいるので喀痰塗抹検査は陽性となりうる。 【塗抹染色の例】 引用： http://www.fukuyamacity-hosp.jp/presentation/medicaltech/examination/examination3.html 分離培養とは 培養検査は塗抹検査よりも感度が高い。 しかし、結果が出るまで非常に時間がかかるのが難点。 【利点】 結核の確定診断に必要（塗抹法やPCRが陰性でも培養陽性のこともある） 生きてる菌のみ検出できる |mrw| wnf| mhl| ubl| tgb| msg| yjw| jod| doo| pws| lix| gky| toc| yqq| icr| rqg| pfu| wcn| wzl| poa| oaf| hoi| wms| hgw| rfm| agg| tba| rru| zuo| lzv| dwo| aqo| elj| sos| hri| crx| zal| jiy| cqo| ken| vdn| gxt| dxy| wxy| arr| stm| mhb| gle| qnw| cxl|