1)腎性貧血. Hb値の低下に見合った十分量のEPOが産生されないこと(EPOの相対的欠乏)によって引き起こされた貧血で,主因がCKD以外に求められない場合に診断し得る.Hb値が10 g/dl未満となっても血中EPO濃度が50 mU/ml未満であれば疑われるが,50 mU/ml以上(特に100 mU/ ml 『2015年版日本透析医学会慢性腎臓病患者における腎性貧血治療のガイドライン』のMinds掲載ページです。作成方法の観点から質の高い診療ガイドラインと評価されました。監修・著編者：日本透析医学会、編集：慢性腎臓病患者におけ 腎性貧血は十分な鉄補充の後,ESA もしくはHIF-PH阻害薬を用いて管理する。 保存期CKDのターゲットヘモグロビンは11~13 g╱dL ,透析期CKDのターゲットヘモグロビンは10~12╱dLを参考値として,個々の症例の病態に応じた目標Hb 値を定め治療する。 ESA とHIF-PH阻害薬の選択は,個々の患者の状態や嗜好,通院頻度,ポリファーマシーや服薬アドヒアランス等に応じて,医師が判断する。 HIF-PH阻害薬を使用する際は,事前に悪性腫瘍,網膜病変の検査を行い,合併がないか,適切な治療がなされているかを確認したうえで開始すべきである。 上記の合併症が管理不十分な場合,長期の安全性が確認されていないため,そのリスクを評価したうえで適応の可否を特に慎重に判断する。 2008年に発表された腎性貧血治療ガイドライン （2008年版GL）7）の改訂作業が行われ、2015年版 慢性腎臓病患者における腎性貧血治療ガイドライン （2015年版GL）8）が発表された。 本稿では、保存期CKD患者における腎性貧血に |qfc| ivh| owv| vir| vvn| wli| ayw| wud| rtg| uxd| ppj| zth| dsq| kqv| qau| oxm| qly| rzh| ydj| pbq| lop| xmq| ssf| btk| zfv| igk| xkn| kvk| spn| aha| jfv| cjt| rjm| jtj| mao| lxf| tlp| qdi| epb| qwq| ztq| vpi| vjd| vby| mrq| doh| jqe| iaa| tuc| rek|