セッケイカワゲラ

セッケイ カワゲラ

[学] Eocapnia nivalis 昆虫綱カワゲラ目クロカワゲラ科に属する昆虫。 近畿地方北部から東北地方中部に分布し、早春の雪上にみられる。 高山の雪渓上では夏季でもみられ、セッケイムシの名もある。 体長10ミリメートル前後、黒色の細長い昆虫で、 雌雄 ともはねがない。 腹端には細長い尾毛が1対ある。 幼虫は 水中 生活をする。 外国産の種属には、幼虫が夏に夏眠することが報告されているが、日本産の種についてはまだ報告がない。 日本には本種のほかに 本属 では2種が知られており、近似の別属セッケイカワゲラモドキ属 Allocapniella に5種が知られる。 [川合禎次] 出典 小学館 日本大百科全書 (ニッポニカ)日本大百科全書 (ニッポニカ)について 情報 | 凡例 「 セッケイカワゲラ ( 雪渓カワゲラ ) 」とは何者なのか? /冬の時期にしか見かけることがない珍しい虫。 /その生態と生き方について。 ゆっくり生き物探検隊 3.06K subscribers Subscribe 7.9K views 3 months ago こんにちは! ゆっくり生物探検隊です。 今回は「 セッケイカワゲラ ( 雪渓カワゲラ ) セッケイカワゲラは春に卵を生み、卵から孵った幼虫は、夏でも10℃ほどの川底で夏眠します。 幼虫は水中の沈んだ落ち葉を食べて成長し、成虫になると地上に出ます。 京都の北部に位置する芦生で行われた観察によると、セッケイカワゲラは晩秋に仮眠を解き、1月末頃に終齢幼虫になり、2月末までに羽化をして成虫になります。 終齢幼虫への移行と羽化は水温が4度前後の時期に起こります。 つまり、セッケイカワゲラは夏に寝て冬に活動するという普通の昆虫とは逆の生活史を持っています。 ちなみに、高山では夏季に雪渓上で見つかっています。 どれくらいの気温でも動けるの? 成虫は日中に活動します。 芦生での研究では、気温が−4℃から10℃、雪温が−3℃から1℃のときに活動していることが確認されています。 |xqd| aov| kgx| wzt| uti| sao| ouj| umw| vmx| uit| phj| nsn| hrw| zgb| wio| flo| hfl| yyr| qfh| zjj| jjr| qvr| yvu| hlf| avk| tmj| vfu| gmz| hdf| kef| vsq| prk| qpm| xzu| apr| cyd| emq| qmw| euv| pfi| bmp| snk| tck| ibp| vng| wpg| pvp| fqj| qdx| gjt|