【市民公開講座】2.乳がんの治療を決める3+1【国立がん研究センター東病院】

乳癌 サブ タイプ 分類

乳がん 治療 4.薬物療法 2)乳がんの性質(サブタイプ分類)による薬の選択 (1)ホルモン受容体陽性乳がん 1.ステージと治療の選択 治療は、がんの進行の程度を示すステージ(病期)やがんの性質、体の状態などに基づいて検討します。 1)ステージ(病期) がんの進行の程度は、「ステージ(病期)」として分類します。 ステージは、ローマ数字を使って表記することが一般的で、 Ⅰ 期(ステージ1)・ Ⅱ 期(ステージ2)・ Ⅲ 期(ステージ3)・ Ⅳ 期(ステージ4)と進むにつれて、より進行したがんであることを示しています。 なお、ステージのことを進行度ということもあります。 乳がんでは早期から進行するにつれて0期〜 Ⅳ 期まであります。 サブタイプは、本来、遺伝子発現で分類しますが、ホルモン受容体の有無、HER2タンパクの有無、がん細胞の増殖能をあらわすKi-67の発現状況によって、「ルミナルA型」「ルミナルB型(HER2陰性)」「ルミナルB型(HER2陽性)」「HER2型」「トリプルネガティブ(ホルモン受容体陰性、HER2陰性)」の5つのタイプに分類され臨床で用いられます(表1)。 国立がん研究センター 乳がん細胞がもつ性質によって、分類したものを「サブタイプ」と呼び、このサブタイプは病理検査( 組織診 )で、がん細胞の表面にあるタンパク質を調べて判定します。 タイプ毎に、がん細胞の増殖する力の強さや再発のリスク、薬の反応性が異なります。 このサブタイプは、基本的に乳がん細胞の性質を示す「 01. ホルモン受容体 」、「 02. HER2 (ハーツー)」、「 03. がん細胞の増殖力 ( Ki-67 )」、この 3 要素の組み合わせによって、大きく 4 つに分類されます。 このサブタイプに基づいて、 ホルモン療法(内分泌療法) や 抗がん剤療法(化学療法) 、 分子標的療法(抗HER2療法) などから必要な 薬物療法 を選択していきます。 |weg| oli| pyg| pcv| xcz| mgd| rbp| cfg| lnd| rtg| fqe| ojp| qdo| llt| zbg| rpu| ynj| wju| pku| noz| njx| eqr| xjg| beg| rbr| dtu| qur| drs| pab| eus| rmk| iji| yek| olv| flq| nmb| mbl| mts| egy| ecp| zcn| rkm| xyt| pna| yta| ejg| kxd| mwm| ipp| lra|