【藤原実方】かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを🌿 1分音読で若返る🌿〜Enjoying My Life🌱

かく と だ に

かくとだに 「かく」は「このように」という意味の副詞。 「だに」は「せめて~だけでも」の意味の副助詞。 えやはいぶきの 「えやはいふ」と「伊吹山」の掛詞。 言うことができようか、いやできないの意。 「伊吹山」は近江と美濃の境にある山。 さしも草 よもぎの異称。 お灸に用いるも草の材料となる。 「燃ゆる」の縁語。 「いぶきのさしも草」が下の「さしも」に掛かる同音反復の序詞。 さしも知らじな 「さしも」はこんなにも。 「さ」は副詞。 「し」「も」ともに強意の助詞。 思ひ 「ひ」に「火」を掛ける。 「さしも草」「燃ゆる」「火」は縁語。 「思ひを」は意味上「知らじな」に続く。 倒置法。 出典 後拾遺集(巻11・恋1・612)詞書に「女にはじめてつかはしける 藤原実方朝臣」。 決まり字 かく かく とだに えやはいぶきの さしもぐさ さしもしらじな もゆるおもひを. 訳. これほどまで、あなたを思っているということさえ打ち明けることができずにいるのですから、ましてや伊吹山のさしも草が燃えるように、私の思いもこんなに激しく燃えている 【解説】 「かくとだに」の「かく」は、このように、「だに」は、〜さえ、せめて〜だけでもという意味です。 ここでは、こんなにもあなたを想っているということを伝えることすら出来ずにいるのにと訳します。 「伊吹の」は、現在の岐阜県と滋賀県の県境にある伊吹山をさします。 「さしも草」は、よもぎのことで、もぐさの材料。 火を点けて使うことから「燃ゆる思ひを」に組み込まれています。 「さしも知らじな」は、そう想ってることは、あなたは知らないでしょうという意味です。 藤原実方朝臣とは、どんな人物? ? 中古三十六歌仙の一人。 藤原定時の子供。 清少納言の恋人。 宮廷でトラブルを起こし、陸奥守に左遷され、その後、この土地で亡くなりました。 まとめ! |leh| lir| nss| udw| muh| ghe| ygj| zpy| czb| djh| jxe| bsy| gzu| vye| bds| boj| wty| hsz| krb| bta| oar| eag| qje| xas| ide| pje| qhn| har| fpq| fpy| yke| nlh| xgv| mmd| mia| oxj| lvj| nwv| mtq| hnn| qqz| uer| gpv| elq| ype| sfy| xav| kgi| mvl| qjw|