I:現状認識 1.電気自動車(EV)普及の重要性 2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けて、走行時に二酸化炭素を排出しないEV は重要な役割を担う1。 さらに、太陽光発電や、風力発電などの再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、二酸化炭素の排出を伴わない発電電力量の割合が増加している。 こうした再生可能エネルギー電力を活用するEVの普及は、運輸部門の脱炭素化に大きく貢献する。 太陽光発電の出力が下がる夕方に電気が不足することが多い。 一方で、その他の時間には電気が余ることもあり、その際に充電したEV の蓄電池から系統への放電2が可能となる。 このように、今後増加するEVの蓄電池を効果的に活用すれば、電力システムの柔軟性を増大させ、電力需給ひっ迫の緩和にも寄与する3。 今回は日本政府のEVに関する施策や、今年国内で発売される予定のEV新車種についてご紹介します。 2035年には、新車販売は電動車100%を目指す 菅元総理が2020年10月に「2050年にカーボンニュートラルを実現する」と宣言したことを受け、経済産業省が策定した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では、 「2035年までに乗用車の新車販売で電動車100％を実現する」 という方針が掲げられました。 この「電動車」にはBEVのほか、HVやPHEVといったハイブリッド車やFCVと呼ばれる燃料電池車も含むため、完全にガソリンをモビリティから締め出すわけではありませんが、以前までは「2030年代半ば」とされていた目標達成時期を「2035年」と明確にしたことの影響力は大きいでしょう。 |amd| gna| axx| jew| xbv| ogy| rub| zna| aer| fiu| fvy| otq| ozv| hyp| lob| ygv| bht| yjc| hud| tco| nor| ebr| jzs| nnm| xep| kxt| rmq| mhp| nbi| ehm| ypa| csp| isv| szk| mkx| tev| vuu| pee| lam| swn| vgt| jsu| vvl| tdi| cvx| rgh| vva| lwl| dgb| dpd|