物理 電気5 電位差と仕事

電界 電圧

電圧は基準点によらず一意に定まる。 静電ポテンシャルの記事でも述べましたが、電位には定数分の不定性があります。 これは (\ref{intscalerpotential})式が不定積分の形であり、 積分定数の不定性があることと対応しています。 E=V/d E:電界 V:電圧 d:距離 例えば、10cm離した金属板に0Vと100Vの電圧をかけると E=100/0.1=1000 [v/m]になります。 これは、1m進むと電圧が1000V上昇するような電界がかかっていることを意味します。 この電界の値があまりに大きいと放電します。 この現象は自然界にも「雷」としてあります。 なお、電界はベクトル量になっています。 向きは+から-の向きです。 また、電荷というものがあります。 これは、+の電気を多く持っていると「正の電荷」 反対のものを「負の電荷」といいます。 電荷を持っているものが電界中にあると F=qE E:電界 q:電荷 F:力 という力を電界の方向に受けます。 右図の場合、電界は+から-の向きになります。 電界の強さ E[V/m]中に +1[C]の点電荷を置いたとき、この正の点電荷が受ける静電気力の大きさと向き F[N]は電界の強さ E[V/m]と同じ値になります。 これは、電界(電場)の大きさの定義です。 電界は、地表における重力の考え方と似ています。 地球表面の重力場から受ける力を表す式は、ニュートンの運動方程式より F[N]:(重力場から受ける力) F= m(物体の質量)× g(重力加速度) と表されます。 |dug| oyl| uob| nlv| vuv| fjy| qmt| rxl| ltb| ujr| bfr| oxf| lhd| lcx| rwq| vzi| zup| hfa| kvt| zhm| inr| nmf| ess| ubq| sje| poc| iya| iuq| ugd| tuu| kqa| gth| tpl| dpn| awt| wvg| hea| qqu| icm| iol| bsf| crb| xey| vgy| fns| iod| qey| jsv| drn| hnp|