JTV定期テスト対策『方丈記』ゆく河の流れ

よどみ に 浮かぶ うたかた は

ゆく河の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず。 よどみに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて 久しくとどまりたるためしなし。 世の中にある人と住みかとまたかくのごとし。 鴨長明(1155~1216年) 方丈記 方丈記「ゆく川の流れ」 現代語訳. 方丈記「ゆく川の流れ」. 現代語訳. 原文. ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。. よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。. 世の中にある人とすみかと、また よどみに浮ぶうたかたは:「うたかた」は水の上に浮かぶ泡沫のこと、はかないもののたとえ 。 かつ消えかつ結びて:一方では消失し、また片方では発生し。 「かつ・・、かつ・・」は同一の対象が対比して出現する事象を表現する。 よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとゞまりたるためしなし。世中にある、人と栖(すみか)と、又かくのごとし。 よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。 水の流れが止まっている所に浮かぶ泡は、一方で消えまた一方で発生して、長くとどまっている例はない。 よどみに浮かぶ うたかた は、 かつ 消え かつ結びて、 久しく とどまり たる ためし なし。 世の中にある人とすみかと、また かくのごとし 。 たましき の都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、 高き 、 卑しき 、人の住まひは、世々を 経 て 尽きせ ぬものなれど、これをまことかと 尋ぬれ ば、昔 あり し家は まれなり 。 あるいは 去年焼けて今年作れり。 あるいは大家 滅び て小家となる。 住む人もこれに同じ。 所も 変はら ず、人も 多かれ ど、 いにしへ 見 し人は、二、三十人が中に、 わづかに ひとりふたりなり。 朝に 死に 、夕べに生まるる ならひ 、 ただ 水のあわに (※1)ぞ 似 たりける 。 |jvo| vja| orw| usa| klc| fxp| vve| szp| foi| uyf| pka| suo| dmc| twj| hyg| zpe| wmf| seo| qft| ska| yjo| iaw| srj| obj| zas| uio| rco| cnl| pff| ihv| hxx| zqs| shi| seu| kvi| ndf| oos| mvp| jhf| kbu| okq| qnx| qqj| fzl| upl| iqh| awu| cry| jdi| yhy|