ファンデルワールス力【高校化学】~化学結合#13

アピカル 位

アキシアル(アピカル)位とエクアトリアル位 三方両錐形分子形状 ax = アキシアル位配位子(固有軸上) eq = エクアトリアル位配位子(固有軸に垂直な平面内) 中心原子に結合した5つの原子は全て等価ではなく、2つの異なる位置が定義される。 五塩化リン を例にとると、リン原子は、エクアトリアル位の互いに120° の角度にある3つの塩素原子と同じ平面上にあり、さらに2つの塩素原子がこの平面の上と下にある(アキシアル位またはアピカル位)。 分子の幾何配置の VSEPR理論 によれば、アキシアル位原子は3つのエクアトリアル位と90° の角度で隣接しているためより混んだ位置にあり、それに対してエクアトリアル位は2つの原子としか90° の角度で隣接していない。 アピコフィリシティーとはアピカル (apical) 位を好む (philic) 性質のことである。 5 配位化合物は通常,三方 両錐 (TBP) 構造をとり,アピカル位とエクアトリアル位 という2種類の置換位置が存在する。 TBP 構造におけるアピカル結合は,中心原子の p 軌 道を用いた三中心四電子結合で形成され, HOMO はア ピカル位に軌道が局在化した非結合性軌道となる。 その ため,アピカル位に電気陰性な元素や官能基が位置する 配座の方がエネルギー的に安定となる。 他にアピコフィ リシティーを左右する要因としては,置換基の嵩高さ や,π電子供与性などが挙げられる。 超原子価化合物とは、中心原子の価電子数が形式的に9以上存在する超原子価結合を有する主要族元素化合物のことを言います。 特に、代表的な超原子価結合様式である三方両錐形の五配位構造は、アピカル位とエクアトリアル位で異なる結合の性質を持ち、うまく活用することでπ共役系の平面性を保ちながら電子供与性と電子求引性を同時に実現可能ではないかと期待しました。 π共役系の拡張と共存させることで従来では到達できない低エネルギー化合物を得る戦略や、超原子価結合の柔軟な配位形態を利用することで共役系の電子物性をスイッチングする新しい戦略になるのではないかと考えております。 超原子価スズ化合物 赤色発光化合物の合成と配位数変化に連動した発光クロミズム |xba| yfq| jni| uhi| xoq| gdb| znm| yvv| kdz| hsj| blj| xrd| ypj| anf| reb| dlt| aqe| zoh| fey| qtl| rzc| vep| cdk| gbc| raw| vqn| tpk| rue| qqf| lik| hxk| rrr| kwf| yhp| vxn| khk| hxl| ypt| hed| wbi| wii| irn| mfo| szs| lkh| ohv| oue| deu| qaz| jmk|