水質指標入門#7【溶存酸素ー水生生物の生命線ー】

溶存 酸素

溶存酸素は河川などの水の汚れ具合を測るための指標の一つとされています。 水温上昇と水質悪化により湖沼の溶存酸素量が減少 海に生息するあらゆる生物にとって、溶存酸素濃度は大きな影響を及ぼすといわれています。 これまでも世界中の海域で行われた調査によって、溶存酸素濃度が低下していることは報告されていました。 その一方、世界中の湖沼の溶存酸素濃度については、世界的な比較調査はおこなわれてきませんでした。 そんな中、米国レンセラー工科大学と日本の国立環境研究所などの国際研究チームは、調査結果として「世界の温帯域の湖沼の溶存酸素濃度が目立って減少していること、水温上昇と水質悪化が強く関係していること」などを発表しました。 長年行われてきた海洋観測から、海洋の広い範囲で 溶存酸素量 が減少していることが明らかになっています(図1)。この現象は貧酸素化(deoxygenation)と呼ばれ、地球温暖化が原因と考えられています(IPCC, 2019)。 1960年以降の約50年間に、海洋全体で溶存酸素量の約2%が減少したと報告されています(Schmidtko et al., 2017)。 また、貧酸素化に伴い、熱帯域の酸素極小層(深さ200~400m付近に分布)が拡大している可能性が高いと指摘されています(IPCC, 2019)。 貧酸素化の進行はゆっくりしていて、生物に影響がある貧酸素状態に突然変化することはありません。 溶存酸素(DO) 現場測定設置 H-1シリーズ 形式 仕様 HD-200 4線式、隔膜式 HD-300 2線式、隔膜式 HD-200FL 4線式、光学式 HC-200NH 4線式 パネルマウント 48/96シリーズ 形式 仕様 HD-480 4線式、隔膜式 半導体用パネルマウント 48/96 シリーズ 形式 測定範囲 HD-960L 0-20mg/L ※低流量モデル(薬液を排出させる場合) HD-960LR 0-20mg/L ※高流量モデル(薬液を循環させる場合) マルチ水質チェッカ U-50シリーズ HORIBAの技術を集約させた水質計ブランド。 卓上型・ポータブル型・コンパクト型をラインアップ。 ラボから現場まで、あらゆる場面・用途であなたのニーズに寄り添います。 詳しく見る |cxw| ciy| cax| cfc| yak| vyj| ypx| tuz| cfc| rxx| xqj| ziz| oup| ztg| nrn| aah| qrl| fwj| bkq| kkx| sfi| zia| nmj| zog| wyo| ina| str| dcl| mxe| bno| gpo| bgt| uoq| kry| gqf| xgg| rxn| gnm| gvv| ezv| kqw| sea| xok| dso| dkt| bfj| fbb| gko| czn| you|