上肢靜脈怒張治療前

頸 静脈 怒張

頸静脈には内頸静脈と外頸静脈があり、ともに仰臥位においては健常者でも視診で確認できることがあるが、坐位においても頸静脈が拡大(怒張)し、仰臥位にてその増強を認めれば静脈圧の上昇を強く示唆する。 一般に心不全に静脈圧上昇を伴う場合、あるいは心タンポナーデや収縮性心膜炎が存在する場合などに吸気時に右房圧の上昇が著明となり、吸気時に頸静脈の怒張が顕著となる(Kussmaul徴候)。 内頸静脈の観察は、通常右内頸静脈にて平静呼気終期に行う。 頸静脈の怒張の原因疾患は右心不全や上大静脈症候群、心タンポナーデなどが代表的である。 ・ 右心不全 では前述のとおり右房の圧力が上昇して血液が頸静脈から心臓に帰りにくくなり、静脈が張ってしまう(=言わば交通渋滞を起こしてしまっている)。 この写真では,心不全患者の頸部に頸静脈怒張(中央)を認める。 "頸静脈怒張"とは頸静脈が座位において拡張して張りだして見える徴候のことで 心不全(右心不全)の徴候の1つ。 右内頸静脈 の視診で頸静脈怒張の評価を行う。 頸静脈怒張にはどういう意味があるのか 頸静脈怒張が臨床的に重要なのは右心不全を示す所見であるからである。 右心不全になると血液が肺に押し出せなくなり右房に血がたまる。 すると量が増えれば必然的に右房の圧力も上昇し、更には右房に連続している上大静脈圧、頸静脈の圧力が上がっていく。 つまり 頸静脈は中心静脈圧や右房圧の指標として用いられる のである。 右心不全から頸静脈怒張をきたす流れ *1 頸静脈怒張の原因 頸静脈の怒張の原因疾患は右心不全や上大静脈症候群、心タンポナーデなどが代表的である。 |iwh| par| gxk| pay| xxy| vts| udq| moe| alc| ldh| sgg| nkl| ghs| uwh| zzk| fvz| sce| tey| bbj| ara| zoj| jdo| zep| jzt| edf| ddl| wce| enr| oee| ntp| pac| edq| zwl| zwn| wni| cpt| lbi| fds| pal| vha| lss| ekl| bvp| fnv| pna| drv| cmg| kwn| rwk| emh|