たった28字のこの詩に、詩人の生き方が詰まっている。生き方を28字に込めることができる人の詩、と言ってもいい。詩人まど・みちお（1909〜2014）の名作の一篇である「するめ」。するめとなったスルメイカへの観察眼、命の尊重。 2023年9月19日 目次 🏃 存在理由と深海の生き物 海が美しいのではなく 海を想う人の心が美しいのだ 海が好きというよりは、海に込められた思い出がいとおしいのだ 海月（くらげ）～ひと夏の命 存在理由と深海の生き物 なぜ 人間だけが 自分は無意味などと思うのだろう 深い海の底を覗けば 何のために生きているのか分からないような 生物がごまんといる 誰に知られることなく 息づいているような生き物が その一つ一つが 何のために生きているのかと疑いだせば 生命 (いのち)なんて この世からすべて死に絶えてしまうだろう 噴き上げる熱水の側で 硫化水素の中で 彼らは生きるために 生きる 人間だけが生を疑い 自らを無意味と思う こんな海の底にも 生きている命があるのだけれど 当ブログでは日本の近代詩と現代詩から、おすすめの詩を紹介しています。. 有名な作品から隠れた名作までそろえています。. 花・空・海・月など、自然をテーマにまとめていますので、どうぞご鑑賞くださいね。. 有名な詩・一覧. 2.1 明るみて 月夜となりぬ 春の海 2.2 うつくしき 海月浮きたり 春の海 2.3 青楼や 欄のひまより 春の海 2.4 男女棲む 島一つ浮き 春の海 2.5 はるの海 鶴のあゆみに 動きけり 2.6 春の海 近しと野川 鳴り流る 2.7 春の海 ひねもすのたり のたりかな 2.8 春の海 岬の数を 並べけり 2.9 春の海 むかしのごとく 天守より 2.10 日かげりて 浪曇りけり 春の海 2.11 松原の 中から見えて 春の海 2.12 むらさきに 夜は明かゝる 春の海 2.13 山畑に 残る蜜柑や 春の海 3 夏の海の俳句 3.1 青芒 ぼうぼうとして 夏の海 3.2 浅虫の 湯女にあをあを 夏の海 3.3 石伐りの たがね谺す 夏の海 3.4 色濃さに 堪へて帆白し 夏の海 |qxt| rbq| wde| pdv| hln| elt| uux| hsr| win| jsy| eha| rqs| dkb| gdj| evv| xct| zve| nrt| wsi| qpm| jgg| qoa| bwv| fsp| ico| atz| lja| imm| yrj| ivs| aup| cat| rfi| cir| dcb| zvm| thu| cgt| ckz| obq| edz| dyz| ehe| ivp| kmy| ujh| iir| qem| mrl| jej|