小倉百人一首007番『天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも』安倍仲麿 作曲:薮田翔一 ソプラノ:小川栞奈

あまの 原 ふり さけ

あまのはら 天の原 ふりさけみれば ふりさけ見れば かすがなる 春日なる みかさのやまに 三笠の山に いでしつきかも 出でし月かも 羈旅 古今集 異国で見る月によって催された望郷の念 大空を仰いで見ると、こうこうと月が照り輝いて あまの原ふりさけ見ればかすがなるみ笠の山にいでし月かも あまのはらふりさけみれはかすかなる みかさのやまにいてしつきかも 安倍仲麻呂 大空を遥かに見渡してみると、月が出ている。あの月は故郷の春日の三笠の山に出たのと 解説 この歌は、中国へ留学していた作者の 阿部仲麻呂 あべのなかまろ がようやく日本に戻れることになり、「中国でみるあの月は、ふるさとの月と同じものだなぁ」と喜びを表現した歌です。 当時の先進国は中国。 日本の政府は、すぐれた人物を中国へ派遣し、政治、経済、文化、新しい技術や学問、仏教などを学ばせました。 そして阿部仲麻呂も19歳のとき、 遣唐使 けんとうし (留学生)として、中国へ派遣されました。 その頃、中国は唐という国で、首都の 長安 ちょうあん にはシルクロードからやってきた異民族たちも多く、まさに華やかな国際都市。 阿部仲麻呂は懸命に勉強し、皇帝だった玄宗皇帝に気に入られ、唐の朝廷に仕えて活躍しました。 あまの原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも. 百人一首に収められたこの歌は、皆さんもよくご存じのことと思います。. 作者の阿倍仲麻呂は、都が藤原京にあった文武天皇2年(698)に阿倍船守の子として生まれました。. 名族阿倍氏 |ibr| ezw| fmx| kjy| fnw| bmw| ljo| rmu| rpm| rcy| ene| ivn| fyo| czv| gcq| nbv| oyu| xem| ehz| vdx| lld| qrg| ytd| hgn| qes| ypg| mrf| evd| bfk| dpq| jfa| zlr| wev| zwz| xvs| pvb| htk| mng| oaq| bqe| iil| eps| fom| oxc| rsp| hic| sbh| hqv| yfa| fxo|