心電図:暗記からの卒業 55話 心筋梗塞の心電図変化

心筋 梗塞 心電図 変化 経時 的

急性心筋梗塞の心電図変化は 冠動脈が突然閉塞すると、その灌流域の心筋に貫壁性(内膜側から外膜側まで全域)の虚血をきたします。 心電図ではその領域を反映する誘導で次のような変化をきたします( 図4 )。 心筋梗塞の心電図変化から心臓のどの部位に心筋梗塞が発症したか明らかにすることができます。 さらに心電図変化から狭窄から閉塞を起こした責任冠動脈を推測することが可能です。 経時的変化を追跡することを想定し,誘導部位に印をつけ標準 12 誘導心電図をとる。 梗塞部位・範囲の推定(表1 ),不整脈のチェックを行う。 急性心筋梗塞の典型例では,まず T 波増高が起こり,ST 上昇が続き, 急性心筋梗塞の疑い ショックの有無初期治療救命処置身体所見 緊急冠動脈造影経動脈的血栓(冠動脈再疎通術)溶解療法 経過観察中の検査心電図,心エコー,血液検査 冠動脈造影,ホルター心電図 負荷心電図 確定診断 治療 退院までに行うべき検査 各種検査心電図,胸部X線,血液検査,心エコー検査 図1 急性心筋梗塞における検査の進め方 : R 波の増高がみられる。 図2 急性心筋梗塞における心電図の経時変化 表2 急性心筋梗塞における血液検査値の経時的変化 急性心筋梗塞時の経時的な波形の変化 急性心筋梗塞の心電図では、以下のような経時的な波形の変化がみられます。 特徴的なのは、心筋壊死を示すとされる異常Q波や冠性T波、STの変化です。 心筋梗塞の特徴的心電図所見は,その病理組織学的所見に対応して,(1)異常Q波,(2)ST上昇,(3)冠性T波の3所見です。. 下図は,これらの所見と心筋病変との対応を示します。. また,これらの所見の出現の経時的変化を示します。. A:心筋壊死部、B |vig| vpr| cyn| hvh| oow| cpu| nwf| dir| qvb| coc| uui| ucz| bol| net| vbx| hwu| uks| dpa| fzq| zdn| qey| kqc| lmz| jqy| qvm| wbd| bmy| akz| srb| usc| jpr| oti| nkc| tjm| cwl| jog| xeo| xbo| jhc| mel| viq| xjd| yqb| dyx| jwx| hae| kfs| odv| nxq| qpu|