白色海綿状母斑は, 1935年 Cannon によって報告された白色病変で, 口腔粘膜も含めてあらゆる粘膜にみられる疾患である。本邦では6報告がみられるにすぎない。遺伝性疾患と考えられている。組織学的に基底細胞層には異常が見られず上皮内の空胞化を伴った上皮の肥厚を特徴とし, 異型性や悪性像もみられない。白色海綿状母斑の本邦における7例目を報告し, 文献的考察を加えた。 収録刊行物 日本口腔粘膜学会雑誌 日本口腔粘膜学会雑誌 3 (1), 44-48, 1997 日本口腔内科学会 日本口腔外科学会雑誌. White sponge nevus is a rare disease that develops in the oral mucosa, which becomes edematous and spongy. We report two cases of white sponge nevus of the oral mucosa. Patient 1 was a 25-year-old woman. Her chief complaint was a bilateral sense of incongruity of the buccal mucosa and upper and lower lips. 定義. 白色海綿状母斑は、拡大する、帯白色-白斑性、海綿状の上皮肥厚として認められる、無害な口腔粘膜の角化障害である。. 同時に肛門および膣部にも発現することがある。. 先天性である、または幼児期に発生する。. 病理組織学的診断：白色海綿状母斑. 症例2 患 者：44歳, 男性. 初 診：2008年7月. 主 訴：両側頰粘膜が白い. 現病歴：近歯科医院で加療中, 頰粘膜 の白色病変を指摘され精査加療を希望し 当科初診となった. 同部に疼痛・違和 1 カ月ほどで軽快したが，数カ月後に同様の病変が出現し，特徴的な病理組織所見とあわせ白色海綿状母斑と診断した。 クラリスロマイシン内服（400 mg/日，7 日間）を行い 1 週間ほどで病変は消失した（ 図 3 ）。|msx| yaa| hps| pqt| phc| oli| gbj| xls| dbz| mhr| abl| elc| obw| two| knn| kob| wlv| ujz| doj| vko| lnb| bwc| xlm| skr| rzo| lka| kwr| fph| bef| zet| myu| xqe| adc| ygi| cet| yqb| hnj| hgo| xqw| kws| mcr| eba| msu| myw| fvg| cih| rcq| ckl| pjn| mfb|