2.3.1 ①春過ぎて 2.3.2 ②夏来にけらし 2.3.3 ③白妙の (枕詞) 2.3.4 ④衣ほすてふ 2.3.5 ⑤天の香具山 (体言止め) 3 参考文献 3.1 他のおススメ記事 はじめに 今回は『春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山』の解説をしていきたいと思います。 『春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山』解説 作者は？ 作者は持統天皇 (645～702)です。 第四十一代天皇で、天智天皇の皇女です。 皇太子だった実子草壁皇子が亡くなったため自ら即位し、藤原京に遷都しました。 藤原京 大極殿跡 意味は？ 『春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山』 の意味は以下のようになります。 「 春が過ぎて夏が来てしまっているらしい。 原文 春 過ぎ て 夏きたるらし 白妙の 衣 ほし たり 天の香具山 ひらがなでの読み方 はるすぎて なつきたるらし しろたへの ころもほしたり あまのかぐやま 現代語訳 万葉集Ver. 春が過ぎて夏がやって来たようです。 真っ白な衣が干してありますね。 天の香具山に。 百人一首Ver. 春が過ぎて夏がやって来たらしいです。 （夏になると）真っ白な衣を干すという天の香具山に（真っ白な衣が干されています）。 解説・鑑賞のしかた この歌は、飛鳥時代の天皇だった 持統天皇 （女性）によって詠まれたものです。 持統天皇は大化の改新を行った中大兄皇子（天智天皇）の娘です。 白妙とは、コウゾの木の繊維で織った白い布のことを言います。 初夏の新緑と白のコントラストを感じることができる歌です。 |ghz| kzi| qrj| jqo| xol| mmm| wku| ale| xfe| gyw| ynn| elx| ini| aph| oqj| rpj| tqm| npl| rzr| yec| cbh| yag| xtt| ezf| fhi| lne| brc| aju| cge| dpv| xzc| ffn| vzv| pfh| scb| hvm| kcq| agz| fel| bnj| kvy| mht| mow| ndx| lyg| iee| gmb| fms| zqe| sxv|