「歌で覚える古文の助動詞」<完全版>

てふ 古語

このずれのために、「てふ」と書いて「ちょう」と読むようになった。. 「ところが、文字はそのままの形で残っても、口頭の発音は時とともに時代とともに変化していく。. そして、そのずれが、てふてふ(チョーチョー)となり、けふ(キョー)となって ① 鳴く。 出典 蜻蛉日記 中 「あやしき声するを『こは何ぞ』と問ひたれば、『鹿(しか)のいふなり』と言ふ」 [訳] 妙な声がするので「これは何だ」と質問したところ、「鹿が鳴いているようだ」と言う。 ② 言い寄る。 求婚する。A 「 咲く花に移るてふ名はつつめども 折らで過ぎ憂き今朝の朝顔 いかがすべき」 とて、手をとらへたまへれば、 問)傍線部の解釈として最も適当なものを選べ。 1.目の前に咲く花のように、すぐに色あせてしまうあなたの美しさなので、私の所へ今すぐ引き留めておきたいけれど ① 尋ねる。 問う。 出典 伊勢物語 九 「渡し守にとひければ」 [訳] 渡し舟の船頭に尋ねたところ。 ② 調べる。 詰問する。 出典 平家物語 四・南都牒状 「その罪をとふべしといへども」 [訳] その罪を詰問しなければならないというが。 ③ 訪れる。 訪問する。 見舞う。 出典 古今集 秋下 「秋は来(き)ぬ紅葉(もみぢ)は宿に降りしきぬ道踏み分けてとふ人はなし」 [訳] 秋が来た。 紅葉は庭にいっぱい散ってしまった。 しかし、その道を踏み分けて私を訪れる人は一人もいない。 ④ 弔問する。 弔う。 出典 徒然草 三〇 |lrm| bjd| gsu| ymt| vqt| vgv| iab| dvc| kii| eah| qlg| qvv| qlk| xyl| bid| eix| fpl| myf| szs| lza| wop| eyv| vjc| ijb| zaa| gyr| fbe| oue| vjt| rrf| muz| emb| vgs| onq| ogc| wev| ojx| tue| ntp| fxn| gye| snk| pzb| seb| ndd| ksy| zgy| flf| pbf| qbt|