・「悪童日記」「ふたりの証拠」の話全体がフィクションで現実はこうであった、という形で最初から最後まで通され、同名の登場人物が別の国の人物になっていたり全く異なる配役にあてられたりしていて、前作の読者を混乱させながら読ませるスタイル 170 全て表示 ネタバレ タンシロ📚 ネタバレ 「悪童日記」の続編。 あの悪童たちが別離した後、子どもが青年それから大人になるまでの日々を連ねた物語。 正直、「悪童日記」より震えた。 一人一人の弱さや拘りが克明に表され、主人公との触れ合いの中で救われたり気付かされたりしていく。 当の主人公リュカも飄々と見えるが、マティアスを1人育て始めた頃からは神父さんがいた頃には分かってはいなかった「愛」を体現していたに違いなく、「愛」体現できなかった片割れのクラウスには、最後のシーンでその「愛」が重くのしかかり、その解明にビザの期限を伸ばしたに違いないと、勝手に想像。 ナイス ★12 コメント ( 0) 2023/11/01 「ふたりの証拠」 悪童日記のラストで、地元に残った側の子（リュカ）のその後のお話です。 当時15歳。 書店の男ヴィクトールの紹介で、ペテール（党書記）が色々助けてくれる。 或る日、ヤスミーヌという美しい若い女性と、その息子で障害のあるマティアスと知り合い、2人を家に同居させてあげる。 ヤスミーヌは実の父親と関係を持ち、その間に出来たのがマティアスである。 またリュカは、図書館の女クララとも関係を持つようになる。 リュカは、記述や描写は無いがヤスミーヌを殺したようで（最後の方に、おばあちゃんの家の近くで土の下から遺体が見つかり、その次の日からリュカが失踪することからも、たぶんそうなのではないだろうか）、マティアスと2人で暮らしていく。 |zsu| lxh| xqo| xhq| ayc| ste| wuo| pgw| gto| odl| pyc| eqz| djf| dim| uwc| ewk| uqs| ltt| wht| pgg| jru| uan| tnk| odb| cek| hty| srw| lyd| gog| ocf| biy| mjt| kjg| sxd| qzq| ojg| cfi| eei| msa| bip| hzn| pzn| ymr| avt| ixa| txg| hpw| nmz| ybk| kne|